第13戦イタリアGP決勝結果【F1 2014 速報】
2014.09.07 自動車ニュース【F1 2014 速報】第13戦イタリアGP、メルセデス7度目の1-2フィニッシュ
F1世界選手権第13戦イタリアGP決勝が、2014年9月7日、イタリアのモンツァ・サーキット(5.793km)を53周して行われた。
超高速コースでもメルセデスが抜群の速さを披露し、今季7回目の1-2フィニッシュを達成。5月以来のポールポジションからルイス・ハミルトンが優勝し、今シーズン6勝目を飾った。
ポイントリーダーのニコ・ロズベルグが2位。2番グリッドからスタートでトップに立ったものの、首位走行中に自らのミスでコースオフ、宿敵ハミルトンにその座を明け渡した。ハミルトンとのポイント差は29点から22点にまで縮まった。
3位にはウィリアムズ・メルセデスのフェリッペ・マッサが入った。今季チームメイトの若手バルテリ・ボッタスにお株を奪われ続けていた33歳のベテランは、予選4位から一時2位を走行、最終的に本家メルセデスからは大きく遅れをとったが、今季初表彰台を守り切った。
スタートで3番グリッドから一気にポイント圏外に転げ落ちたボッタスだったがその後は力強い走りで挽回し4位でゴール。パワフルなメルセデス・ユニット勢が上位4台を独占した。
レッドブル・ルノーのダニエル・リカルドが5位、セバスチャン・ベッテルは6位でチェッカードフラッグ。レース終盤、7周多く周回していたベッテルのタイヤがもたず、リカルドに先行を許した。
フォースインディア・メルセデスのセルジオ・ペレスが予選10位からポジションを上げ7位、マクラーレン・メルセデスのジェンソン・バトンは逆に6番グリッドから順位を落とし8位でフィニッシュした。地元の期待を背負ったフェラーリだったが、キミ・ライコネン9位、フェルナンド・アロンソはメカニカルトラブルでリタイアと散々な結果に。マクラーレンのケビン・マグヌッセンが10位入賞で最後の1点を手に入れた。
以下、11位ダニール・クビアト(トロロッソ・ルノー)、12位ニコ・ヒュルケンベルグ(フォースインディア)、13位ジャン=エリック・ベルニュ(トロロッソ)、14位パストール・マルドナド(ロータス・ルノー)、15位エイドリアン・スーティル(ザウバー・フェラーリ)、16位ロメ・グロジャン(ロータス)、17位小林可夢偉(ケータハム・ルノー)、18位ジュール・ビアンキ(マルシャ・フェラーリ)、19位エステバン・グティエレス(ザウバー)、20位マーカス・エリクソン(ケータハム)が完走した。
チャンピオンシップリーダーのロズベルグは238点、ランキング2位のハミルトンは216点、3位リカルド166点とトップ3に順位変動なし。4位に122点のボッタスが上がり、今季初めて無得点のアロンソがその1点差で5位に転落した。
コンストラクターズランキングでは、1位メルセデス454点、2位レッドブル272点、そして3位に177点を獲得している好調ウィリアムズが躍進。162点のフェラーリは4位に落ちた。5位は110点のマクラーレンだが、背後には1点差でフォースインディアが迫っている。
(文=bg)
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