【東京オートサロン2017】ダンロップ、新タイヤ「ル・マンV」をアピール
2017.01.13 自動車ニュース![]() |
住友ゴム工業は2017年1月13日、東京オートサロン2017(開催期間:2017年1月13日~15日)にダンロップブランドのブースを出展。プレスカンファレンスにおいて、同年2月に発売する新製品「ダンロップ・ル・マンV(ファイブ)」を紹介した。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
ブースにはラリーカーやレーシングカーの姿も
ダンロップの「ル・マン」シリーズは、1982年のデビューから35年、14世代にわたり販売されてきたコンフォートタイヤである。ル・マンVはその15世代目の製品として、2016年12月に発表された。ダンロップは同製品について、“当たり前性能”としてすべての低燃費タイヤで実現しているロングライフ性能、省燃費性能(低転がり抵抗性能)に加え、乗り心地や静粛性といった付加価値性能も追求。各性能を従来モデルから大幅に高め、「実感できる快適性能」を実現したという。
開発に際しては、「SHINOBIテクノロジー」と呼ばれる新開発のタイヤ骨格を採用。サイドウオール全体がたわむことで路面からの衝撃を吸収するプロファイル(タイヤ断面)形状や、よりブロック数を増やしたトレッドパターン、四角ではなく丸い形で路面に触れる接地面形状などにより制振性を改善。またタイヤ内部に「サイレントコア」と呼ばれる特殊吸音スポンジを採用することで、静粛性を向上させている。
さらに、トレッドパターンについては左右非対称の設計とすることで外側ブロックの剛性を高め、耐偏摩耗性能を27%向上。燃費性能については、すべてのサイズでタイヤラベリング制度において「AA」(5段階中上から2番目)のグレードを獲得している。
ダンロップのブースでは、同製品の展示に加え、スポーツタイヤ「DIREZZA(ディレッツァ)」シリーズに投入されている技術の解説コーナーも設置。「ダンロップSP44」を装着して1972年のサファリラリーで優勝した「ダットサン240Z」や、2016年シーズンのSUPER GT GT300クラスを戦った「Hitotsuyama Audi R8 LMS」なども展示されている。
(webCG)
関連キーワード:
東京オートサロン2017,
イベント, 自動車ニュース
-
NEW
スバル・レヴォーグSTI Sport EX(前編)
2021.3.7思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が新型「スバル・レヴォーグ」に試乗。新開発の1.8リッターフラット4ターボエンジンやブランド初となる減衰力可変式サスペンションなどを備えた国産スポーツワゴンの雄を、山野はどうジャッジするのだろうか。 -
ホンダN-ONEオリジナル(FF/CVT)【試乗記】
2021.3.6試乗記往年の名車「N360」に込められたスピリットを受け継ぐ、ホンダの軽「N-ONE」。その新型に試乗した筆者は、これまで軽乗用車に抱いてきたイメージを覆すほどの、モノとしての完成度の高さに驚かされたのだった。 -
トヨタ・ミライZ(RWD)【試乗記】
2021.3.5試乗記フルモデルチェンジでがらりと見た目の変わったトヨタの燃料電池車「ミライ」。大型FR車用のプラットフォームを用いたパッケージングや走り、そして一新された内外装デザインなど、純粋に“魅力あるクルマ”を目指したというが、果たしてその進化やいかに。 -
「自動運転のクルマ」がナウ・オン・セール! それでわれわれは救われるのか?
2021.3.5デイリーコラム出るぞ出るぞと言われてきた「自動運転レベル3」に対応するクルマが、ついにデビューを果たした。この調子で時代は「運転支援」から「自動運転」へと移行していくのだろうか? 清水草一は、そこに根本的な問題があるというのだが……! -
第696回:イタリアにEV専用フィアット系ディーラーが誕生 大矢アキオが電撃訪問!
2021.3.4マッキナ あらモーダ!イタリア・トリノに新たなフィアット系自動車ディーラー「eビレッジ」がオープンした。その特徴は電気自動車を中心とした電動モデルのみを取り扱っていることだ。「e-Village」のサインが輝く店舗に、大矢アキオが早速出向いてみた。 -
ポルシェ・パナメーラ ターボS(前編)
2021.3.4谷口信輝の新車試乗ポルシェが開発したパワフルな4ドアサルーン「パナメーラ ターボS」の走りやいかに? ワインディングロードでステアリングを握ったレーシングドライバー谷口信輝に、その第一印象を語ってもらった。