【ジュネーブショー2017】トヨタが3人乗りシティーコミューター「i-TRIL」を発表
2017.03.08 自動車ニュース![]() |
トヨタ自動車は2017年3月7日、第87回ジュネーブ国際モーターショー(開催期間:2017年3月19日まで)においてコンセプトモデル「i-TRIL」を世界初公開した。
i-TRILは「走る楽しさを追求する近未来の都市型モビリティー」というテーマのもとに開発された小型の電気自動車(EV)である。デザインはフランス・ニースに拠点を置くED2(EDスクエア、正式名称:トヨタ・ヨーロッパ・デザイン・デベロップメント)が担当。将来、欧州では小・中規模都市の発展が見込まれることから、小さなコミュニティーにおける子育て世代のライフスタイルを想定したモデルとなっている。
取り回しのしやすいコンパクトなモデルでありながら、キャビンの中央にドライバーを乗せる「1+2レイアウト」によって、3人乗車が可能なパッケージを実現。またドアの一部がフロアと連続しており、開口時にはフロアのステップ部分が開くことで楽な乗降を可能としている。
走行に関しても、左右前輪が個別に上下して車体の傾きを自動で制御する「アクティブリーン機構」の採用により快適性と安定性を両立。「意のままに操れる一体感のある爽快な走りが実感できる」とされている。
【主要諸元】
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=2830×1500×1460mm
ホイールベース:2080mm
乗車定員:3人
空車重量:600kg(積荷、乗員などを除いた車両の重量)
発動機:電動モーター
1充電走行可能距離:200km以上
(webCG)
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