【F1 2017 速報】最終戦アブダビGP、ボッタスがポール・トゥ・ウィンで3勝目
2017.11.27 自動車ニュースF1世界選手権第20戦(最終戦)アブダビGPの決勝が、2017年11月26日、アブダビのヤス・マリーナ・サーキット(5.554km)を55周して行われた。
メルセデスのバルテリ・ボッタスが、2戦連続となるポールポジションから優勝。前戦ブラジルGPではスタートで失敗、ポールを生かせず悔しい2位に終わっていただけに、最終戦ではうれしさもひとしおの自身3勝目となった。
2位はボッタスの僚友ルイス・ハミルトン。2番グリッドから、ボッタスに付かず離れずで周回を重ねたが、最終的にはトップから3.899秒差でチェッカードフラッグを受けた。
3位にはフェラーリのセバスチャン・ベッテルが入った。予選ではメルセデスに0.5秒の差をつけられ、レースではウィナーから20秒近く離され、チャンピオンチームにはまったく歯が立たない週末となってしまった。
レース中盤、4位を走っていたレッドブル・タグ・ホイヤーのダニエル・リカルドがリタイアしたことで、もう1台のフェラーリ、キミ・ライコネンが順位を上げ4位でフィニッシュ。ライコネンはドライバーズランキングでもリカルドを抜き4位でシーズンを終えた。レッドブルはマックス・フェルスタッペンが5位で完走した。
ルノーのニコ・ヒュルケンベルグが6位でゴールしたことで、チームはコンストラクターズランキングでトロロッソを逆転し6位でシーズンを終えることができた。フォースインディア・メルセデスは、セルジオ・ペレス7位、エステバン・オコン8位とダブル入賞。9位にはフェルナンド・アロンソが入り、マクラーレン・ホンダとしての最後のレースでポイントを献上した。そしてこのレースでF1を引退するウィリアムズ・メルセデスのフェリッペ・マッサが10位でレースを終え、16年のGPキャリアに終止符を打った。
以下、11位ロメ・グロジャン(ハース・フェラーリ)、12位ストフェル・バンドールン(マクラーレン)、13位ケビン・マグヌッセン(ハース)、14位パスカル・ウェーレイン(ザウバー・フェラーリ)、15位ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ルノー)、16位ピエール・ガスリー(トロロッソ)、17位マーカス・エリクソン(ザウバー)、18位ランス・ストロール(ウィリアムズ)が完走した。
ドライバーズチャンピオンシップ
1位 ルイス・ハミルトン 363点
2位 セバスチャン・ベッテル 317点
3位 バルテリ・ボッタス 305点
4位 キミ・ライコネン 205点
5位 ダニエル・リカルド 200点
6位 マックス・フェルスタッペン 168点
7位 セルジオ・ペレス 100点
8位 エステバン・オコン 87点
9位 カルロス・サインツJr. 54点
10位 ニコ・ヒュルケンベルグ 43点
11位 フェリッペ・マッサ 43点
12位 ランス・ストロール 40点
13位 ロメ・グロジャン 28点
14位 ケビン・マグヌッセン 19点
15位 フェルナンド・アロンソ 17点
16位 ストフェル・バンドールン 13点
17位 ジョリオン・パーマー 8点
18位 パスカル・ウェーレイン 5点
19位 ダニール・クビアト 5点
20位 マーカス・エリクソン 0点
21位 ピエール・ガスリー 0点
22位 アントニオ・ジョビナッツィ 0点
23位 ブレンドン・ハートレー 0点
コンストラクターズチャンピオンシップ
1位 メルセデス 668点
2位 フェラーリ 522点
3位 レッドブル 368点
4位 フォースインディア 187点
5位 ウィリアムズ 83点
6位 ルノー 57点
7位 トロロッソ 53点
8位 ハース 47点
9位 マクラーレン 30点
10位 ザウバー 5点
(文=bg)