第11戦ハンガリーGP決勝結果【F1 2011 速報】
2011.07.31 自動車ニュース【F1 2011 速報】第11戦ハンガリーGP、200戦目のバトンがメモリアルウィン
F1世界選手権第11戦ハンガリーGP決勝が、2011年7月31日、ブダペスト近郊のハンガロリンク・サーキット(4.381km)を70周して行われた。
スタート前にウエット、やがて路面が乾き、そしてコースの一部でまた雨—微妙に変わる読みづらいコンディションを味方につけたのが、自身初優勝の地で200戦目を迎えた、2009年チャンピオンだった。
マクラーレン・メルセデスのジェンソン・バトンが、予選3位から冷静なレース運びで首位にのぼりつめ、記念すべき1戦で第7戦カナダGPに次ぐ今シーズン2勝目、通算11勝目を飾った。
2位はポイントリーダー、レッドブル・ルノーのセバスチャン・ベッテル。今年8度目のポールポジションからスタート、間もなくコース上でトップの座を明け渡し、以後そのポジションにつくことはなかったが、手堅く2位=18点を持ち帰った。
3位はフェラーリのフェルナンド・アロンソ。上位2台が3ストップだったのに対し4ストップで勝負に出たが、この週末はマクラーレン、レッドブルの後塵(こうじん)を拝することとなった。
マクラーレンのルイス・ハミルトンは、トップ走行中にスピンし2位に後退。挽回(ばんかい)をはかるべく、レース終盤の雨でドライからウエット(浅溝インターミディエイト)タイヤに賭けたが、このタイヤがコースにまったくフィットせずすぐにタイヤ交換。スピン中に他車をコースオフに追い込んだことでドライブスルーペナルティを受け、結果4位に終わった。
同じくインターミディエイト作戦に失敗したレッドブルのマーク・ウェバーが5位、フェラーリのフェリッペ・マッサはスピンから立ち直り6位、フォースインディア・メルセデスのルーキー、ポール・ディ・レスタは7位だった。
23番グリッドから8位でフィニッシュしたのは、トロロッソ・フェラーリのセバスチャン・ブエミ。インターミディエイト失敗組、ニコ・ロズベルグのメルセデスは9位、トロロッソのハイメ・アルグエルスアリは、途中小林可夢偉のザウバーと接触したが、10位入賞で終わることができた。
以下、11位小林(ザウバー・フェラーリ)、12位ビタリー・ペトロフ(ルノー)、13位ルーベンス・バリケロ(ウィリアムズ・コスワース)、14位エイドリアン・スーティル(フォースインディア)、15位セルジオ・ペレス(ザウバー)、16位パストール・マルドナド(ウィリアムズ)、17位ティモ・グロック(ヴァージン・コスワース)、18位ダニエル・リカルド(HRTコスワース)、19位ジェローム・ダンブロジオ(ヴァージン)、20位ビタントニオ・リウッツィ(HRT)が完走した。
チャンピオンシップリーダーのベッテルは234点、今回優勝したランキング5位のバトンとの間には、ちょうど100点ものギャップがある。149点で2位につけるのはウェバー、その3点後ろに3位ハミルトン、4位アロンソはハミルトンの1点差と、ベッテル以下は接戦状態だ。
コンストラクターズ選手権のトップ5は、1位レッドブル383点、2位マクラーレン280点、3位フェラーリ215点、4位メルセデス80点、5位ルノー66点という顔ぶれである。
(文=bg)
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