【F1 2018 速報】第20戦ブラジルGPでハミルトン10勝目、メルセデス5連覇達成

2018.11.12 自動車ニュース bg

F1世界選手権第20戦ブラジルGPの決勝が、2018年11月11日、ブラジルはサンパウロにあるアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ(4.309km)を71周して行われた。

ポールポジションからスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトンだったが、レースでは苦戦を強いられ、レッドブル・タグ・ホイヤーを駆るマックス・フェルスタッペンにトップを奪われてしまう。しかし、フェルスタッペンがバックマーカーと接触、スピンしたことで首位の座に返り咲くことができ、今季10勝目、通算72勝目を飾ることとなった。またメルセデスは、最終戦を残して5年連続となるコンストラクターズチャンピオンを決めた。

優勝までまっしぐらに突き進んでいたフェルスタッペンは惜しくも2位。接触したエステバン・オコンのドライビングを強く非難していたが、5番グリッドからの快進撃は称賛に値するものだった。

3位はフェラーリのキミ・ライコネン。僚友セバスチャン・ベッテルやメルセデスのバルテリ・ボッタスの不調にも助けられ、今年12回目の表彰台にのぼった。

ターボチャージャーの交換で5グリッド降格、11番グリッドからスタートしたレッドブルのダニエル・リカルドは、最後までライコネンを追い回すもポディウムには届かず4位。スタートで2位に上がるも、その後はタイヤに苦しんだボッタスは2回ピットストップを行い5位でチェッカードフラッグを受けた。フェラーリのセバスチャン・ベッテルは2番グリッドから精彩を欠く走りで6位。ザウバー・フェラーリのシャルル・ルクレールは落ち着いた走りで「ベスト・オブ・ザ・レスト」の7位でゴールした。

ロメ・グロジャン8位、ケビン・マグヌッセン9位とハース・フェラーリがタンデムで入賞。レーシングポイント・フォースインディア・メルセデスのセルジオ・ペレスが10位に入り、最後の1点を獲得した。

以下、11位ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)、12位カルロス・サインツJr.(ルノー)、13位ピエール・ガスリー(トロロッソ)、14位ストフェル・バンドールン(マクラーレン・ルノー)、15位エステバン・オコン(レーシングポイント・フォースインディア)、16位セルゲイ・シロトキン(ウィリアムズ・メルセデス)、17位フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)、18位ランス・ストロール(ウィリアムズ)が完走した。

前戦メキシコGPで5度目のタイトルを決めていたハミルトンは、ポイントを383点まで伸ばした。ランキング2位ベッテルは302点、3位ライコネン251点、4位ボッタス237点、5位フェルスタッペン234点と続く。

ハミルトンと同じく5冠を達成したメルセデスは620点、2位フェラーリは553点を獲得。3位レッドブル392点、4位ルノー114点、5位ハース90点という上位の顔ぶれとなる。

(文=bg)
 

 
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