【オートモビル カウンシル2019】アトランティックカーズが「ダラーラ・ストラダーレ」を展示
2019.04.05 自動車ニュース![]() |
アトランティックカーズは2019年4月5日、千葉・幕張メッセで開催中の自動車イベント「AUTOMOBILE COUNCIL 2019(オートモビル カウンシル2019)」(開催期間:4月5日~7日)において、イタリアの名門レーシングコンストラクター、ダラーラ・アウトモビリの初市販モデル「ストラダーレ」を展示した。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
400psの直4ツインターボをリアミドに搭載
日本のモーターショーにおいて初登場となるダラーラ・ストラダーレは、同社を率いるジャンパオロ・ダラーラ氏の70歳の誕生日となった2016年11月16日にプロジェクトを発表。その1年後となる2017年11月16日に市販モデルが世界初公開された。
ジャンパオロ・ダラーラ氏は、1960年代にフェラーリでキャリアをスタートさせ、後にランボルギーニに移籍。ランボルギーニ時代には「ミウラ」を開発したほか、「デ・トマソ・パンテーラ」「BMW M1」といったスーパーカーを手がけた人物としても知られている。1972年に自身の名を冠した会社を立ち上げ、前述の市販モデルやフォーミュラマシン、耐久レース用のプロトタイプレーシングマシンなどを開発。現在は世界屈指のレーシングコンストラクターとして知られている。
アトランティックカーズのブースに展示された車両は、カーボン地そのままのボディーを持つフルキャノピーの「クーペ」モデル。ドアやフロントのウインドシールドを持たないバルケッタスタイルがベースとなり、ウインドシールド付き/Tバールーフ付きタルガトップクーペ/ガルウイングドア付きフルキャノピーのボディー形態が選べるようになっている。
リアミドに搭載されるエンジンはフォード製2.3リッター直4をベースにダラーラによってツインターボ化されたもので、最高出力400ps、最大トルク500Nmという実力。トランスミッションは6段MTもしくは6段ロボタイズドATが選択可能になっている。ボディーはフルカーボン製で、最低乾燥重量855kgという軽量さが自慢である。
ダラーラ・ストラダーレは、間もなく日本でも販売が正式発表される見込みだ。
(webCG)