最高出力720PSの新型オープンスポーツカー「フェラーリF8スパイダー」デビュー

2019.09.09 自動車ニュース webCG 編集部
フェラーリF8スパイダー
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伊フェラーリは2019年9月9日、新型の高性能オープンスポーツカー「フェラーリF8スパイダー」を発表した。

 
最高出力720PSの新型オープンスポーツカー「フェラーリF8スパイダー」デビューの画像拡大
 
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F8スパイダーは、2019年2月にデビューしたクーペ「F8トリブート」をベースに、リトラクタブルハードトップを採用したオープントップモデル。ルーフの開閉に要する時間はそれぞれ14秒で、45km/h以下の車速であれば走行中でも操作できる。

全長×全幅×全高=4611×1979×1206mmというボディーサイズは、クローズドボディーのF8トリブートと同一。キャビン後方に搭載される3.9リッターV8ターボエンジンもF8トリブートと共通で、最高出力720PS/8000rpm、最大トルク770N・m/3000rpmを発生する。トランスミッションは、7段のデュアルクラッチ式ATのみ。1400kgの乾燥車重は、同1330kgのクーペ比で+70kgとなっている。

0-100km/h加速2.9秒、最高速340km/hという数値もクーペと変わらない。ただし、0-200km/hの加速タイムはクーペ(7.8秒)にやや劣る8.2秒と公表される。そのほかパフォーマンスに関することでは、V8ならではのエンジンサウンドを実現しつつパワーユニットのターボラグを皆無としたことや、レッドラインの8000rpmまで回転上昇の勢いをそぐことなく回し切る「ウォール・エフェクト」、電子制御によりホイールの空転を抑えつつ加速を最大化させる「アダプティブ・パフォーマンス・ローンチ」などがセリングポイントとなっている。

(webCG)

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