横浜ゴムが3種類の新製品と既存タイヤ2種類のサイズ追加を発表

2019.12.05 自動車ニュース webCG 編集部
2019年12月5日に東京・目黒で開催された横浜ゴム新製品発表会の様子。当日発表された最新ラインナップに加え、2020年1月9日に発売されるオールシーズンタイヤ「ブルーアース4S AW21」も展示。
2019年12月5日に東京・目黒で開催された横浜ゴム新製品発表会の様子。当日発表された最新ラインナップに加え、2020年1月9日に発売されるオールシーズンタイヤ「ブルーアース4S AW21」も展示。拡大

横浜ゴムは2019年12月5日、クロスオーバーSUV向けオンロード用サマータイヤ「ブルーアースXT AE61」や同マッド&スノーグランドツーリングタイヤ「ジオランダーCV G058」を含む3種類の新製品を発表。また、既存タイヤ2種類のサイズ追加も合わせて発表した。

今回の新製品およびサイズが追加された製品は以下の通り。

「ボルボXC40」に装着された「ヨコハマ・ブルーアースXT AE61」タイヤ。
「ボルボXC40」に装着された「ヨコハマ・ブルーアースXT AE61」タイヤ。拡大

【ブルーアースXT AE61】
クロスオーバーSUV専用として開発されたサマータイヤ。市街地や高速道路などオンロードに適したシャープなハンドリング性能や静粛性を有し、さらに偏摩耗抑制技術の採用で高レベルのロングライフ性能を持ち合わせているという。雨天時の走行安定性や省燃費性能にも配慮がなされており、国内タイヤラベリング制度では、すべてのサイズでウエットグリップ性能は最高グレード「a」を、転がり抵抗性能は5段階評価中3グレード目の「A」を獲得している。発売当初のサイズバリエーションは215/70R16から235/55R20の全18種類で、順次ラインナップを拡充する予定だ。2020年2月に発売予定で、価格はオープン。

ジオランダーCV G058
ジオランダーCV G058拡大

【ジオランダーCV G058】
2012年に発売されたクロスオーバーSUV向けマッド&スノーグランドツーリングタイヤ「ジオランダーSUV」の後継モデル。安全性や静粛性などハイウェイテレインタイヤとしての基本性能を高めながら、耐摩耗性能や低燃費性能に配慮しトータル性能を向上させたという。従来品同様、急な降雪にも対応するM+S規格となる。165/60R15から245/50R20の全32サイズを2020年2月に発売予定。価格はオープン。

ブルーアース バンRY55
ブルーアース バンRY55拡大

【ブルーアース バンRY55】
同社の低燃費タイヤ「ブルーアース」シリーズ初のバン専用タイヤで、従来品の「ジョブRY52」に対してウエット性能を向上させたトレッドパターンと、接地形状の最適化により偏摩耗を抑制するプロファイルを採用。耐摩耗・耐偏摩耗性能を強化したとアナウンスされる。145/80R12から215/70R15の全24サイズを2020年1月に発売予定。価格はオープン。

ジオランダーM/T G003
ジオランダーM/T G003拡大

【ジオランダーM/T G003】
SUV・ピックアップトラック用の“ホビータイヤ”「ジオランダーM/T G003」に今回、145/80R12および195R16Cの2サイズが追加された。これにより既存の29サイズと合わせ、全31サイズとなった。マッド、ロック、ダート、砂利などあらゆるオフロード路面での性能を追求するとともに、耐久性・耐摩耗性の向上による優れたロングライフを実現したという。2020年3月に発売予定で、価格はオープン。

 
ジオランダーX-AT
ジオランダーX-AT拡大
2020年1月9日発売のオールシーズンタイヤ「ブルーアース4S AW21」が「トヨタ・カローラ スポーツ」に装着され、展示されていた。
2020年1月9日発売のオールシーズンタイヤ「ブルーアース4S AW21」が「トヨタ・カローラ スポーツ」に装着され、展示されていた。拡大

【ジオランダーX-AT】
オフロードチューニングやドレスアップを楽しむユーザー向けの“ホビータイヤ”に位置付けられる「ジオランダーX-AT」に、145R14Cおよび195R16Cの2サイズが追加された。オフロード感あふれるアグレッシブな外観が特徴で、優れた悪路走破性能に加え、オンロードでの快適な乗り心地や高い環境性能を実現。既存のラインナップと合わせ、今回のサイズ拡充で全12サイズとなった。2020年3月に発売予定で、価格はオープン。

(webCG)

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