2020年シーズンのF1日本GPは開催中止に【F1 2020】
2020.06.12 自動車ニュース2020年6月12日、F1世界選手権の日本GPとシンガポールGP、アゼルバイジャンGPの中止が正式に発表された。
2020年のF1は、新型コロナウイルスの影響でスケジュールが大幅に遅れ、ようやく6月に入り、7月のオーストリアGPを開幕戦とした前半8戦のカレンダーが決まったばかり。そんな中、多くのドライバーやファンに支持される鈴鹿サーキットでの日本GPに加え、人気のナイトレースであるシンガポールGP、そして今年5回目を迎えるはずだったアゼルバイジャンGPがそれぞれ開催中止となった。
鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドは、「海外からの渡航規制の今後の見通しが立っておらず、国際的に大規模な移動を伴うイベントの特性上、開催中止を判断した」と発表。これで1987年から毎年続いていた日本でのF1開催が途切れることになる。
シンガポールGPおよびアゼルバイジャンGPは、3月に中止を決めていたモナコGPと同様、市街地コースで行われるという特殊な事情もあり、中止を決断せざるを得なかったと思われる。
6月に確定した前半8戦はすべてヨーロッパ戦。F1としては、今季15~18戦を実施したいとしているが、中止されるレースが増えれば代わりを探さなくてはならなくなる。フェラーリが所有するイタリアのムジェッロ、同じくイタリアのイモラ、今季予定のなかったドイツGPの舞台、ホッケンハイムなど代替候補地の名が挙がっており、比較的移動距離が短くて済む欧州での開催数が増える可能性がある。
(文=bg)
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