ミシュランから「パイロットスポーツ カップ2コネクト」登場 サーキット用タイヤの新製品
2020.08.04 自動車ニュース日本ミシュランタイヤは2020年8月4日、高性能スポーツタイヤの新製品「パイロットスポーツ カップ2コネクト」を、同年9月1日より順次発売すると発表した。
パイロットスポーツ カップ2コネクトは、ミシュランがモータースポーツで得た技術をフィードバックして開発した、公道走行も可能なサーキット用タイヤである。既存の「パイロットスポーツ カップ2」の後継を担う製品であり、ドライグリップ性能と操縦安定性の向上を通し、「より速いラップタイムの更新とそれを安定して刻むこと」(プレスリリースより)を目的に開発したという。
具体的には、接地面の外側と内側で特性の異なるコンパウンドを採用。タイトコーナーなどでの旋回性能を高めるべく、アウトサイドにはよりグリップ力を重視したものを用いている。一方、インサイドにはより剛性感のあるコンパウンドを採用することで、正確な操縦性と高いドライビングコントロール性を追求。最適化されたサイプとあわせ、ウエットグリップ性能の向上も図っている。またアウトサイドのコンパウンドはショルダー部の異常摩耗にも配慮したものとなっており、サーキット走行における高耐久・長寿命を実現しているという。
内部構造も従来製品とは異なり、コード層にトレッド面のグルーブ(主溝)に合わせた凹凸を施すことで、ハンドリング性能とブレーキング時の安定性を向上。タイヤと路面との密着度を高めるべく、コード層には高強度で耐熱安定性に優れたハイブリッド・アラミド/ナイロンベルトを採用している。
サイズラインナップは215/45ZR17から305/30ZR21までの23種類で、一部のサイズは10月、11月の導入を予定。いずれもオープン価格での販売となる。
(webCG)
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