ダンロップ史上最強の氷上性能をうたうスタッドレス「ウインターマックス03」登場

2020.08.25 自動車ニュース
新商品の「ダンロップ・ウインターマックス03」(写真右)と従来品の「ウインターマックス02」(同左)。
新商品の「ダンロップ・ウインターマックス03」(写真右)と従来品の「ウインターマックス02」(同左)。拡大

住友ゴム工業は2020年8月25日、ダンロップブランドの新型スタッドレスタイヤ「WINTER MAXX 03(ウインターマックス ゼロスリー)」の体験会を開催した。

「ウインターマックス03」は従来品から氷上ブレーキ性能で22%、氷上コーナリング性能で11%の向上を果たしている。
「ウインターマックス03」は従来品から氷上ブレーキ性能で22%、氷上コーナリング性能で11%の向上を果たしている。拡大
「ナノ凹凸ゴム」が高い氷上グリップ性能を実現した。
「ナノ凹凸ゴム」が高い氷上グリップ性能を実現した。拡大
テストは新旧「ウインターマックス」を履いた「トヨタ・ヤリス」で実施した。
テストは新旧「ウインターマックス」を履いた「トヨタ・ヤリス」で実施した。拡大
「ウインターマックス03」を履いた「ヤリス」は、フルブレーキから9mほどで完全停止した。
「ウインターマックス03」を履いた「ヤリス」は、フルブレーキから9mほどで完全停止した。拡大
「ウインターマックス03」ではパイロンでつくった円に沿うように旋回できた。
「ウインターマックス03」ではパイロンでつくった円に沿うように旋回できた。拡大

ダンロップ・ウインターマックス03は「ウインターマックス02」の後継にあたる、ダンロップ史上最高の氷上性能をうたうスタッドレスタイヤの新商品だ。145/80R13~245/40R20までの全98サイズという幅広いラインナップで、2020年8月1日から順次販売が始まっている。

自慢の氷上性能については、ウインターマックス02比で氷上ブレーキ性能が22%、氷上コーナリング性能が11%の大幅向上を果たしている。そのコアとなる技術が特許出願中の「ナノ凹凸ゴム」だ。タイヤ表面にナノレベルで施された無数の突起部分が氷上の水膜を破り、強い水の流れをつくり出すことで素早い除水を実現。トレッド面と氷の表面との密着時間を長くすることで高いグリップ力を生み出している。

こうした氷上性能を長持ちさせるのが、ゴムに配合された「MAXXグリップトリガー」だ。ナノ凹凸ゴムの突起が摩耗すると内部のMAXXグリップトリガーが表面に出現。水と反応して溶け出すことで、新たな凹凸が生まれるようになっている。また、クラレがウインターマックス向けに開発した、ゴムと軟化剤の二面性を持つ「液状ファルネセンゴム」は、低温下での密着性アップとゴムの柔らかさを維持する効果があるという。

横浜市内のスケートリンクで開催された体験会では、ウインターマックスの02と03を比較できた。氷の表面温度は0~1度。まさに氷が解けて水が浮き始める温度に保たれていたほか、朝からスタッフが氷の表面を磨き上げるという念の入れようだ。

ブレーキ性能のテストでは、停止状態から20km/hまで加速してABSが利くまでフルブレーキをかけてみる。新旧それぞれ2回ずつ試してみたところ、02は2回ともブレーキ地点から12mほどで完全停止。03は2回とも9mほどで停止したから、まさに22%アップのブレーキ性能を体験できたことになる。また、03のほうが20km/hまでの加速もスムーズだったのも印象的だった。

コーナリング性能はパイロンを並べた直径5mほどの円を約10km/hで旋回してテストした。新旧の違いは歴然で、02ではアクセルオンのたびにスリップしてグリップ力の回復を待つ時間が長かったのに対し、03では内側のパイロンに吸い付くように旋回できたのだった。数値的に説明できないのが残念だが、02ではトラクションコントロールシステムが介入していることを示すランプがずっと点滅していたが、03ではそれがまるでなかったというのが状況証拠になるだろうか。

(webCG)

関連キーワード:
ダンロップ, タイヤ・スタッドレスタイヤ, 自動車ニュース

あなたにおすすめの記事
新着記事