ブリヂストンの新たな企業博物館「ブリヂストンイノベーションギャラリー」がオープン

2020.11.27 自動車ニュース webCG 編集部
ブリヂストンイノベーションギャラリーのエントランス。世界最大級のタイヤが出迎える。
ブリヂストンイノベーションギャラリーのエントランス。世界最大級のタイヤが出迎える。拡大

ブリヂストンは2020年11月27日、東京都小平市にある同社の企業博物館「Bridgestone Innovation Gallery(ブリヂストンイノベーションギャラリー)」を報道陣にお披露目した。

石橋正二郎が福岡県久留米市でブリヂストンを設立したのは1931年のこと。当初から海外進出を視野に入れていたため名字の英訳(?)の語呂をよくした「BRIDGESTONE」を社名にした。
石橋正二郎が福岡県久留米市でブリヂストンを設立したのは1931年のこと。当初から海外進出を視野に入れていたため名字の英訳(?)の語呂をよくした「BRIDGESTONE」を社名にした。拡大
さまざまな乗り物のタイヤがクイズ形式で並んでいる。裏に回れば答えが書いてあるが、ぜひ来場して確かめていただきたい。
さまざまな乗り物のタイヤがクイズ形式で並んでいる。裏に回れば答えが書いてあるが、ぜひ来場して確かめていただきたい。拡大
ブリヂストンのタイヤができるまで。樹皮の傷から流れ出るラテックスをくみ取るという天然ゴムの採取工程は昔から変わっていないという。
ブリヂストンのタイヤができるまで。樹皮の傷から流れ出るラテックスをくみ取るという天然ゴムの採取工程は昔から変わっていないという。拡大
ラジアルタイヤの構造。たくさんの部材が組み合わされてできている。
ラジアルタイヤの構造。たくさんの部材が組み合わされてできている。拡大
ブリヂストンイノベーションギャラリーの森 英信館長。月面探査機用タイヤとともに。
ブリヂストンイノベーションギャラリーの森 英信館長。月面探査機用タイヤとともに。拡大

国内の技術開発拠点のひとつである小平地区を、新たな社会価値と顧客価値を生み出していくための複合エリア「Bridgestone Innovation Park(ブリヂストンイノベーションパーク)」として再構築しているブリヂストン。今回のブリヂストンイノベーションギャラリーを皮切りに、テストコースや解析設備からなる「B-Mobility(ビーモビリティー)」や社内外の交流を促進する「B-Innovation(ビーイノベーション)」などの開設も予定されている。

2020年11月21日にオープンしたばかりのブリヂストンイノベーションギャラリーは「WHO WE ARE」「WHAT WE OFFER」「HOW WE CREATE」「WHERE WE GO」の4つのエリアに分かれており、ブリヂストンの創業からの歩みや記念碑的な商品、現代のモビリティーの足元を支えるタイヤ技術、さらに未来に向けて実現を目指す技術などが映像コンテンツとともに分かりやすく展示されている。

さらに、森 英信館長らによるガイドツアー(一日3回。各回とも定員20人で要事前予約)も用意。展示物に関する説明を受けながら楽しめる。

ブリヂストンイノベーションギャラリーの概要は以下の通り。

  • 住所:東京都小平市小川東町3-1-1
  • 開館:月曜日~土曜日 10時~16時(最終入館は15時30分まで)
  • 休館:日曜・祝日・年末年始
  • 入館料:無料
  • 駐車場:48台(乗用車42台、バス2台、障がい者用スペース4台)

(webCG)

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