コンチネンタルの新たなオールシーズンタイヤ「オールシーズンコンタクト」登場

2021.06.23 自動車ニュース webCG 編集部
コンチネンタル・オールシーズンコンタクト
コンチネンタル・オールシーズンコンタクト拡大

コンチネンタルタイヤ・ジャパンは2021年6月23日、オールシーズンタイヤの新商品「AllSeasonContact(オールシーズンコンタクト)」の国内販売を、同年9月1日に開始すると発表した。

トレッド面では、やや太いV字型の溝が特徴的(黄色いカラーリングは機能・デザイン説明用のもの)。
トレッド面では、やや太いV字型の溝が特徴的(黄色いカラーリングは機能・デザイン説明用のもの)。拡大
コンチネンタルの路面適合表。「オールシーズンコンタクト」で走行可能路な路面コンディションは、ドライ、ウエット、シャーベット、スノーで、アイス(氷結路)についてはスタッドレスタイヤの使用が推奨されている。
コンチネンタルの路面適合表。「オールシーズンコンタクト」で走行可能路な路面コンディションは、ドライ、ウエット、シャーベット、スノーで、アイス(氷結路)についてはスタッドレスタイヤの使用が推奨されている。拡大
2021年の発売時は、全14種類での展開となる。
2021年の発売時は、全14種類での展開となる。拡大

コンチネンタル・オールシーズンコンタクトは、四季を通じて気温や天候の変化に対応でき、いかなる路面条件下でも高い走行性と安全性を発揮すること目的に開発されたタイヤである。

シリカを高比率で配合した「トラクション・シリカ・コンパウンド」により、冬の冷たい雨道でも優れたブレーキ性能を発揮。「ウインター・パフォーマンス・レジン」と呼ばれる特殊な樹脂を配合したトレッドコンパウンドの働きにより、スノー性能と相反するドライおよびウエット性能、そして転がり抵抗性能を高次元で両立させつつ、低温下でもゴムの柔軟さを最適に保ち、積雪路でも良好なグリップ力が得られるとアピールされる。

また、トレッドにV字型に配置された太い溝とサイプ、オープンショルダーの溝形状が高い排水性と優れた耐ハイドロプレーニング性能に寄与。ショルダー部の大きなブロックデザインとサイプの最適配置の効果で、ハンドリング性能とブレーキング性能も高水準で両立させているという。

オールシーズンコンタクトのサイドには、泥濘(でいねい)地や積雪路を走行可能であることを示す「M+S」マークと、公的な試験を受け、雪上での高い走行性能と安全性が認められたことを表す「スリー・ピーク・マウンテン・スノーフレーク」マークも添えられる。

価格はオープンプライス。発売時のサイズ展開は205/55R16から235/45R20までの全14種類で、まずは全国のヤナセグループ販売店で販売される。サイズと販路は、需要に応じて拡大する予定とのこと。

(webCG)

関連キーワード:
コンチネンタル, タイヤ・スタッドレスタイヤ, 自動車ニュース