【F1 2021】第15戦ロシアGP、終盤の雨でハミルトンが逆転し100勝目

2021.09.26 自動車ニュース

F1世界選手権第15戦ロシアGPの決勝が、2021年9月26日、ロシアのソチ・オートドローム(5.848km)を53周して行われた。

初ポールポジションからトップを守り続けたマクラーレン・メルセデスのランド・ノリス。初優勝に向けてひた走る21歳のイギリス人ドライバーの前に立ちふさがったのは、同郷の36歳の王者と、残り10周で降り出した雨だった。

優勝は、メルセデスを駆るルイス・ハミルトン。予選4位からのスタートで7位と出遅れるも、タイヤ交換のタイミングで2位に浮上してからは首位ノリスを猛追。終盤の雨がひどくなる前にウエットタイヤに交換したことが奏功し、ドライを履き続けたノリスを抜いてトップでチェッカードフラッグをくぐり抜けた。7月のイギリスGP以来となる今季5勝目、通算では100勝目という金字塔を打ち立てたことになる。

2位はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。パワーユニット交換による最後尾スタートという大きなハンディをはねのけ、雨の混乱にも乗じて、タイトルを争うハミルトンの真後ろでゴールすることができた。

3位はフェラーリのカルロス・サインツJr.。自身初のフロントローとなる2番グリッドから首位を奪うも、早めのタイヤ交換で後退。雨により各車がウエットタイヤに交換したことで3位まで挽回することができた。

前戦イタリアGPのウィナー、マクラーレンのダニエル・リカルドは4位。2戦連続のパワーユニット交換で降格ペナルティーを受け16番グリッドから出走したメルセデスのバルテリ・ボッタスは5位だった。アルピーヌ・ルノーのフェルナンド・アロンソは6位、ファステストラップを記録したノリスはトップから転落し7位でレースを終えるも、ウエットタイヤに替える際にスリップ、ピットエントリーの白線をまたいでしまったことが審議対象となっている。

アルファ・ロメオ・フェラーリのキミ・ライコネンが今季最高の8位、レッドブルのセルジオ・ペレスは9位。そして予選で3位だったウィリアムズ・メルセデスのジョージ・ラッセルは10位入賞となった。

以下、11位ランス・ストロール(アストンマーティン・メルセデス)、12位セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、13位ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、14位エステバン・オコン(アルピーヌ)、15位シャルル・ルクレール(フェラーリ)、16位アントニオ・ジョビナッツィ(アルファ・ロメオ)、17位角田裕毅(アルファタウリ)、18位ニキータ・マゼピン(ハース・フェラーリ)、19位ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)が完走した。

ドライバーズチャンピオンシップは、246.5点でハミルトンがトップに返り咲くも、244.5点で2位に落ちたフェルスタッペンとの差はたったの2点だ。3位ボッタスは151点、続いて4位ノリス139点、5位ペレス120点といった上位の顔ぶれである。

コンストラクターズチャンピオンシップは、1位メルセデス397.5点、2位レッドブル364.5点、3位マクラーレン234点、4位フェラーリ216.5点、5位アルピーヌ103点となる。

【追加更新】
レース終盤のピットインの際、エントリーにある白線をまたいだことで審議対象となっていたノリスは、故意の違反ではないということで注意を受けたのみに終わった。

(文=bg)

 
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