「日産GT-R」から「フェアレディZ」へ 日産が2022年のSUPER GT参戦マシンを発表
2021.12.05 自動車ニュース![]() |
日産自動車とニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(ニスモ)は2021年12月5日、2022年シーズンのSUPER GTにGT500クラスから参戦するニューマシン「Nissan Z GT500」を富士スピードウェイで発表した。
「フェアレディZ」ベースのマシンがSUPER GTのGT500クラスにエントリーするのは、2007年シーズン以来のこと。日産では新型Zを「果敢にチャレンジする日産ブランドのDNAを象徴するもの」と考えており、このマシンでSUPER GTシリーズに参戦することにより、現在進めている事業構造改革「Nissan NEXT」におけるブランド価値の再構築を加速させるとしている。
発表会に出席したアシュワニ・グプタ日産自動車COOは「1970年代のアメリカにおいて『240Z』でSCCAの選手権に参加したころと同じ気持ちで、レースを通して革新的なクルマを世に出し続けるとともに、レースでは勝利を目指して戦っていく」などとコメント。
日産系レーシングドライバーの代表としてあいさつに立った松田次生選手は、「2022年の参戦体制についてはまだ多くを語れない」としながらも、「しっかりZのヒストリーをつくっていきたい。初年度でチャンピオンを取れるようがんばりたい」と抱負を語った。
(webCG)
関連キーワード:
SUPER GT 2022, 自動車ニュース