ミシュランのSUV向けプレミアムコンフォートタイヤ「プライマシーSUV+」登場

2022.02.25 自動車ニュース webCG 編集部
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ミシュラン・プライマシーSUV+
ミシュラン・プライマシーSUV+拡大

日本ミシュランタイヤは2022年2月25日、プレミアムコンフォートタイヤの新製品「ミシュラン・プライマシーSUV+」を同年5月19日より順次発売すると発表した。

サイズ展開は205/70R15から265/50R20までの28サイズ。生産国を北米からアジア(タイ・中国)に変更し、日本までの移送にかかるエネルギーも抑えたとアピールされる。
サイズ展開は205/70R15から265/50R20までの28サイズ。生産国を北米からアジア(タイ・中国)に変更し、日本までの移送にかかるエネルギーも抑えたとアピールされる。拡大
「プライマシーSUV+」のトレッド面。摩耗が進んでも優れた排水性能をキープする。
「プライマシーSUV+」のトレッド面。摩耗が進んでも優れた排水性能をキープする。拡大
先代モデル「プレミアLTX」との比較。トレッド面のブロック数を増やし、形状を最適化することで、ノイズのピークを減らし騒音エネルギーを低減した。
先代モデル「プレミアLTX」との比較。トレッド面のブロック数を増やし、形状を最適化することで、ノイズのピークを減らし騒音エネルギーを低減した。拡大

ミシュラン・プライマシーSUV+は、SUV用に開発されたプレミアムコンフォートタイヤ。これまでラインナップされていた「プレミアLTX」の後継商品にあたる。

ミシュランによれば、近年ではSUVの普及が進み、ユーザーからは「ドライ/ウエット路面での高いグリップ力」「優れた静粛性」「高速安定性とハンドリング性能」へのニーズが高まっている。こうしたニーズに応え、現代のSUVユーザーにより安全で快適、かつ豊かなドライビング体験を提供すべく、今回ニュータイヤを開発したという。

プライマシーSUV+では、シリカを多く配合した新設計コンパウンドを採用。転がり抵抗の低さを犠牲にすることなく、優れたドライ&ウエットブレーキ性能を発揮するとアピールされる。デザインのうえでは、U字型の主溝と、溝底まで深く刻まれた「フルデプスサイプ」により、摩耗による急激な排水性能の低下を抑制。先代のプレミアLTXと比べた場合、ウエット路面での制動距離は8.2%短くなっているという。

また、サイプ内に突起を設け、ブロック同士が互いに支え合うようにすることで倒れ込みを抑制。ブロックそのものの剛性も高めているため、高速走行時の安定性やハンドリング性能の向上にも寄与するとうたわれる。プレミアLTX比で約27.9%もパターンノイズを抑えるなど、静粛性の向上もセリングポイントとなっている。

ミシュラン・プライマシーSUV+のサイズは15インチから20インチまでの全28サイズで、このうち24サイズがタイヤラベリング制度における転がり抵抗性能「A」、ウエットグリップ性能「b」を取得している。価格はオープンプライス。

(webCG)

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