ホンダが「ダックス125」を発売 原付二種のレジャーバイクとして復活

2022.03.24 自動車ニュース webCG 編集部
ホンダ・ダックス125
ホンダ・ダックス125拡大

本田技研工業は2022年3月24日、新型バイク「ダックス125」を、同年7月21日に発売すると発表した。

原付二種の新型レジャーバイクとして登場した「ダックス125」。最高出力9.4PSの空冷単気筒4ストロークOHC 123ccエンジンと、自動遠心クラッチ採用の4段トランスミッションを搭載。
原付二種の新型レジャーバイクとして登場した「ダックス125」。最高出力9.4PSの空冷単気筒4ストロークOHC 123ccエンジンと、自動遠心クラッチ採用の4段トランスミッションを搭載。拡大
ボディーカラーは「パールネビュラレッド」と「パールカデットグレー」(写真)の全2色の設定となる。
ボディーカラーは「パールネビュラレッド」と「パールカデットグレー」(写真)の全2色の設定となる。拡大

ダックス125は、1969年にデビューした歴史あるプロダクト「ダックスホンダ」を現代に再定義して企画したという、原付二種の新型レジャーバイクである。

力強い出力特性と優れた環境性能を両立した空冷単気筒4ストロークOHC 123ccエンジンと、クラッチ操作や頻繁なシフト操作を必要としない自動遠心クラッチを採用した、4段トランスミッションを搭載している。

車体は、犬の「ダックスフンド」をイメージした“ダックスらしさ”を印象づける、胴の長い鋼板プレス製バックボーンフレームに、2人乗りが容易なロングタイプのダブルシートとパッセンジャーも握りやすいグラブバーを採用。「休日をライダー一人だけでなく、大切な家族や仲間とともに楽しんでいただくことで、より充実したバイクライフを過ごしていただくことを目指した」とうたわれる。

デザイン面では、燃料タンクやエアクリーナーをシート下のフレーム内に装備し、エンジン周辺をシンプルに構成することでT字型のフレーム形状を際立たせるコンパクトで個性的なスタイリングを実現。灯火器類には、愛らしい印象を引き立てる丸形のLEDヘッドライトとウインカーを採用した。また、アップタイプのマフラーに装着されたマフラーガードや車体左側面のカバーなど、随所にクロームメッキのパーツを配し、上質感も付加している。

足まわりは、シンプルなデザインで高剛性なキャストホイールに、12インチサイズのチューブレスタイヤを組み合わせるとともに、倒立フロントフォークならびに前後輪ディスクブレーキを採用。さらに、前輪に作用するABSを標準装備とすることで制動時の安心感も高められている。

ボディーカラーは、「パールネビュラレッド」と「パールカデットグレー」の全2色の設定となる。

販売計画台数は年間8000台で、価格は44万円。

(webCG)

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