富士スピードウェイホテルの開業日決定 宿泊料金も明らかに
2022.07.06 自動車ニュース![]() |
富士スピードウェイホテルとトヨタ不動産は2022年7月6日、富士スピードウェイに隣接する新たな宿泊施設「富士スピードウェイホテル」を、同年10月7日に開業すると発表した。宿泊予約は同年7月7日の12時にスタートする。
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富士スピードウェイホテルは、富士スピードウェイを拡大・再開発し「未来のモビリティー・モータースポーツの街」を創出しようというプロジェクト「富士モータースポーツフォレスト」の一翼を担う施設。ハイアットの独立系ブランド「アンバウンド コレクション by Hyatt」の国内第1号として展開されるもので、サーキットビューや富士山が望める客室を有し、トヨタ博物館監修のミュージアムが併設されるなど、富士モータースポーツフォレストのなかでも“顔”となることが期待されている。
同ホテルの見どころとされる主な施設は以下のとおり。
【客室】
スイートルーム21室と専用ガレージ付きのヴィラ5室を含む、全120室を用意。眺望はレーシングコースの“セクター3”が望める「サーキットビュー」と富士山が眼前に広がる「富士山ビュー」に大別され、ヴィラに宿泊する場合は愛犬も同伴できる。
【レストラン&バー】
地元静岡の食材を生かした、4つの料飲施設(イタリアンレストラン「トロフェオ」、ロビーラウンジ「トロフェオ」、炉端ダイニング「Robata OYAMA」、バーラウンジ「BAR 4563」)を展開。なおバーの名称にある「4563」は、富士スピードウェイ・レーシングコースの全長(4563m)に由来する。
【ミュージアム】
およそ130年にわたるモータースポーツの歴史を、19世紀の貴重な車両をはじめとするレーシングカーの展示でたどる「富士モータースポーツミュージアム」。ショップやカフェも併設される。
【ウェルネス&温浴施設】
ホテル棟に隣接する癒やしの施設。富士山を眺めながら、硫黄塩泉の富士大御神(おおみか)温泉を堪能できる。スパトリートメント、屋内プール、24時間営業のジムも併設。近隣の観光スポットからの帰りに気軽に立ち寄り利用してもらうことも想定している。
今回は宿泊料の参考価格として、以下2種類の料金プランが公表された。
- 平日料金(2022年10月7日から同年12月30日まで):5万5650円
- 開業記念宿泊プラン(2022年10月7日から2023年2月28日まで):6万3664円
いずれも1室あたり2人までの利用料金(1人でも2人でも同料金。時期と稼働状況により変動)で、消費税込み、入湯税・サービス料は別となる。平日料金はいわゆる素泊まりの料金で、開業記念宿泊プランには朝食代、富士モータースポーツミュージアムの入場料、レストランや温浴施設で使える5000円分のクレジット、1滞在1回の給油チケット4563円分が含まれる。
(webCG)