トヨタが米国で新型BEVの現地生産を決定 バッテリー工場への追加投資も発表

2023.06.01 自動車ニュース webCG 編集部
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トヨタ自動車は2023年6月1日、2025年より米ケンタッキー州の工場において新型電気自動車(BEV)を生産することと、現在建設を進めている現地バッテリー工場への追加投資を発表した。

電池工場への投資額は総額59億ドルに

トヨタは米国において、需要が拡大するBEVの供給へ向け、車両電動化の取り組みを加速するべく過去2年間で80億ドル以上を投資してきた。また2022年12月には、北米統括会社であるToyota Motor North America, Inc.(以下、TMNA)が、ノースカロライナ州に車載用電池工場のToyota Battery Manufacturing, North Carolina(以下、TBMNC)を建設すると発表している。

今回の発表もこうした流れに則したもので、2025年からToyota Motor Manufacturing Kentucky, Inc.(以下、TMMK)において、新型のBEVとなる3列シートSUVを生産開始することを決定したという。これが実現すると、トヨタが米国でBEVを生産する初のケースとなる。同車にはTBMNCで生産されるバッテリーを搭載する予定だ。

さらにTMNAは、豊田通商とともに現在建設中のTBMNCに21億ドルを追加投資し、インフラ整備を進めることを決定した。これによりTBMNCへの総投資額は、59億ドルに達することとなる。

(webCG)

現在建設中のToyota Battery Manufacturing, North Carolinaの様子。
現在建設中のToyota Battery Manufacturing, North Carolinaの様子。拡大

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