【F1 2023】第15戦イタリアGPでフェルスタッペン今季12勝目
2023.09.04 自動車ニュースF1世界選手権第15戦イタリアGP決勝が、2023年9月3日、イタリアのアウトドローモ・ナツィオナーレ・モンツァ(5.793km)を51周して行われた。
地元イタリアでフェラーリが奮闘するも、やはり今季最強のチームにはかなわなかった。レッドブル・ホンダRBPTのマックス・フェルスタッペンが予選2位から優勝。今シーズン12勝目、通算47勝目、そして2013年にセバスチャン・ベッテルが打ち立てた9連勝を抜き、前人未到の10連勝を飾った。
2位はレッドブルのセルジオ・ペレス。予選5位からスタートし、直線スピードが速く手ごわかったフェラーリの2台をコース上で抜き去り、レッドブルにとって今季6回目の1-2フィニッシュに貢献した。
3位はフェラーリのカルロス・サインツJr.。今季初のポールポジションからしばしトップをキープ、最終的にレッドブルの追い上げに屈したものの何とか表彰台を守り切り、フェラーリの地元で面目を保った。
フェラーリのシャルル・ルクレールは、レース終盤にチームメイトと丁々発止とやり合った末に4位。ジョージ・ラッセル5位、ルイス・ハミルトン6位とメルセデスの2台が並んでゴールした。
ウィリアムズ・メルセデスのアレクサンダー・アルボンは、予選順位から1つダウンし7位フィニッシュ。その後ろは、マクラーレン・メルセデスのランド・ノリスが8位、アストンマーティン・メルセデスのフェルナンド・アロンソ9位、そしてアルファ・ロメオ・フェラーリのバルテリ・ボッタスが10位で入賞した。
以下、11位リアム・ローソン(アルファタウリ・ホンダRBPT)、12位オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、13位ローガン・サージェント(ウィリアムズ)、14位ジョウ・グアンユー(アルファ・ロメオ)、15位ピエール・ガスリー(アルピーヌ・ルノー)、16位ランス・ストロール(アストンマーティン)、17位ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース・フェラーリ)、18位ケビン・マグヌッセン(ハース)が完走した。
ドライバーズチャンピオンシップは、1位フェルスタッペン364点、2位ペレス219点、3位アロンソ170点、4位ハミルトン164点、5位サインツJr.117点と上位5人の順位に変動はなかった。
コンストラクターズチャンピオンシップは、1位レッドブル583点、2位メルセデス273点とトップ2は変わらず。3位に228点のフェラーリが上がり、217点のアストンマーティンは4位にダウンした。5位には115点のマクラーレンがつけている。
(文=bg)