「GT」から進化したマクラーレンの新型車「マクラーレンGTS」がデビュー

2023.12.20 自動車ニュース webCG 編集部
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マクラーレンGTS
マクラーレンGTS拡大

英マクラーレン・オートモーティブは2023年12月19日(現地時間)、ニューモデル「マクラーレンGTS」を発表した。

 
「GT」から進化したマクラーレンの新型車「マクラーレンGTS」がデビューの画像拡大
 
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GTSは、“グランドツアラー的なキャラクターを特徴とするスーパースポーツ”として2019年5月に登場した「マクラーレンGT」の後継モデル。「スーパーカーのドライビングダイナミクスに加え、日常的な使いやすさと快適性を両立させる」とうたわれる。

GTに対してはさらなるパワーアップが図られており、M840TE型4リッターV8ツインターボエンジンは、先代比15PS増しとなる最高出力635PSを発生。630N・mという最大トルク値は変わらない。

ローンチコントロール機能は標準で備わり、最高速度326km/h、0-100km/h加速3.2秒というスペックは不変だが、0-200km/h加速のタイムは0.1秒短縮され、8.9秒を実現している。一方で、日常生活において役に立つ車両リフトシステムの機能も向上。昇降の所要時間が従来の半分となる4秒に短縮されている。

外観においては、特徴的な“ハンマーヘッド”フロントバンパーを刷新。エアインテークが拡大され、ラジエーターへのエア流入量がアップした。フロントインテークのエアブレード、リアフェンダーに設けられたエアスクープは、光沢仕上げのグロスビジュアルカーボンファイバーに変更することができる。10スポークの“ターバイン”軽量鍛造アロイホイールも今回新たに採用されたアイテムで、新オプションのチタン製ホイールロックボルト(標準のボルトに対し35%軽量)によりバネ下重量の軽減が可能となる。

ボディーカラーにはGTSの専用色として、光の加減で赤いラメが輝く「ラヴァ・グレー」をラインナップ。「マンティス・グリーン」「タンザナイト・ブルー」「アイス・ホワイト」も新色として追加されている。

インテリアについても内張りの選択肢がアップデートされており、新たな「テックラックス」仕様にはソフトグレインアニリンレザーがあしらわれ、シートには洗練されたカラーのハイライトと、ダブルパイピングパターンが施される。「パフォーマンス」仕様は「パワーアジャストヒーテッドメモリーコンフォートシート」を装備する。10.25インチのデジタルインストゥルメントディスプレイのほか、7インチの縦型タッチスクリーン式インフォテインメントシステムも採用。スマートフォンスタイルのメニューや入力方法がセリングポイントとなっている。

マクラーレンGTSは2024年のデリバリー開始が見込まれており、そのオーダー受け付けはすでに始まっている。

(webCG)