【F1 2024】開幕戦バーレーンGPでフェルスタッペン完勝、ペレス2位でレッドブル1-2
2024.03.03 自動車ニュースF1世界選手権の開幕戦バーレーンGP決勝が、2024年3月2日、バーレーン・インターナショナル・サーキット(5.412km)を57周して行われた。
全24レースで争われる史上最長シーズンの初戦を制したのは、レッドブル・ホンダRBPTのマックス・フェルスタッペン。キャリア33回目のポールポジションから、圧倒的な速さと安定感で通算55勝目を飾り、4連覇に向けて好スタートを切った。またレース中のファステストラップも記録した。
2位はレッドブルのセルジオ・ペレス。予選ではチームメイトに0.358秒差をつけられ5位となるも、スタート直後から着実にポジションアップし、レッドブルに1-2フィニッシュを献上した。一方で最終的にトップとは22秒ものギャップを築かれており、フェルスタッペンの圧勝ぶりがうかがえた。
3位はフェラーリのカルロス・サインツJr.。予選4位から、前方にいた僚友シャルル・ルクレール、メルセデスのジョージ・ラッセルを抜き表彰台の一角に立った。
予選2位だったルクレールは、フェルスタッペンとの優勝争いが期待されていたものの、序盤にフロントタイヤのロックアップというトラブルに見舞われポジションダウンし4位。ラッセルのメルセデスはクーリングに問題を抱え3番グリッドから5位だった。
マクラーレン・メルセデスのランド・ノリスがスタートポジションから1つ順位を上げ6位、メルセデスのルイス・ハミルトンは9番グリッドから7位、マクラーレンのオスカー・ピアストリはスタート順位と同じ8位でレースを終えた。
アストンマーティン・メルセデスは苦しい戦いを強いられ、フェルナンド・アロンソは予選6位から9位、ランス・ストロールは10位だった。
以下、11位ジョウ・グアンユー(キック・ザウバー・フェラーリ)、12位ケビン・マグヌッセン(ハース・フェラーリ)、13位ダニエル・リカルド(RBホンダRBPT)、14位角田裕毅(RB)、15位アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ・メルセデス)、16位ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、17位エステバン・オコン(アルピーヌ・ルノー)、18位ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、19位バルテリ・ボッタス(キック・ザウバー)、20位ローガン・サージェント(ウィリアムズ)と全車が完走した。
ドライバーズチャンピオンシップのトップ5は、1位フェルスタッペン26点、2位ペレス18点、3位サインツJr.15点、4位ルクレール12点、5位ラッセル10点。コンストラクターズチャンピオンシップは、1位レッドブル44点、2位フェラーリ27点、3位メルセデス16点、4位マクラーレン12点、5位アストンマーティン3点と続く。
次の第2戦サウジアラビアGP決勝は、3月9日に行われる。
(文=bg)
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