【F1 2024】第4戦日本GPでフェルスタッペン今季3勝目、角田は10位で母国初入賞

2024.04.07 自動車ニュース bg
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F1世界選手権第4戦日本GP決勝が、2024年4月7日、三重県の鈴鹿サーキット(5.807km)を53周して行われた。

桜咲く春の鈴鹿で真っ先にチェッカードフラッグを受けたのは、レッドブル・ホンダRBPTのマックス・フェルスタッペン。前戦オーストラリアGPではメカニカルトラブルでリタイアしていたポイントリーダーは、4戦連続、日本GPでは3戦連続、通算36回目となるポールポジションから、危なげないレースを披露し再び息を吹き返した。今シーズン3勝目、日本GPでは3年連続ポール・トゥ・ウィン、通算では57勝目をマーク。さらにレース中のファステストラップも記録した。

2位はレッドブルのセルジオ・ペレス。予選ではチームメイトに0.066秒差と肉薄。レースでは作戦の異なるライバル勢に前を取られるも、十分な速さで程なくして2位に返り咲くことができた。レッドブルにとって今季3回目の1-2フィニッシュとなる。

3位はフェラーリのカルロス・サインツJr.。チームメイトのシャルル・ルクレールが苦戦した週末、予選4位から着実な走りでポジションを上げることができた。前戦ウィナーにとっては今シーズン3回目の表彰台だ。

予選8位だったルクレールは、ライバルより1回少ない1ストップ作戦で4つポジションアップし4位でゴール。マクラーレン・メルセデスのランド・ノリスは、レース序盤に3位につけ、1ストップでポディウムを狙ったが、フェラーリの2台に先を越され5位だった。

アストンマーティン・メルセデスのフェルナンド・アロンソはスターティンググリッドから1つポジションダウンし6位、メルセデスのジョージ・ラッセルはファイナルラップでオーバーテイクを成功させ7位、マクラーレンのオスカー・ピアストリは8位、メルセデスのルイス・ハミルトンは9位でレースを終えた。

そして10位でフィニッシュしたのは、RBホンダRBPTの角田裕毅だった。予選では3戦連続でQ3に進出し10位。レースでは最初のスタートで2つ順位を落とすも、直後に僚友ダニエル・リカルドを含むクラッシュで赤旗中断。再スタート後は常にポイント圏をとらえながらシュアなレースを展開、ピットクルーの早業にも助けられながら入賞を果たした。激しい中団勢の争いのなか、これで2戦連続の得点となったばかりか、F1キャリア4年目にして見事母国初入賞となった。

以下、11位ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース・フェラーリ)、12位ランス・ストロール(アストンマーティン)、13位ケビン・マグヌッセン(ハース)、14位バルテリ・ボッタス(キック・ザウバー・フェラーリ)、15位エステバン・オコン(アルピーヌ・ルノー)、16位ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、17位ローガン・サージェント(ウィリアムズ・メルセデス)が完走した。

ドライバーズチャンピオンシップのトップ5は、1位フェルスタッペン77点、2位に返り咲いたペレス64点、3位ルクレール59点、4位サインツJr.55点、5位ノリス37点。コンストラクターズチャンピオンシップは、1位レッドブル141点、2位フェラーリ120点、3位マクラーレン69点、4位メルセデス34点、5位アストンマーティン33点と続く。

次は5年ぶりの開催となる第5戦中国GP。決勝は4月21日に行われる。

(文=bg)

F1第4戦日本GPを制したレッドブルのマックス・フェルスタッペン。今シーズン3勝目、通算57勝目をマークした。日本GPでは3年連続ポール・トゥ・ウィンを飾ったことになる。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
F1第4戦日本GPを制したレッドブルのマックス・フェルスタッペン。今シーズン3勝目、通算57勝目をマークした。日本GPでは3年連続ポール・トゥ・ウィンを飾ったことになる。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)拡大

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