モト・グッツィの新型アドベンチャーバイク「ステルビオ」登場

2024.07.10 自動車ニュース webCG 編集部
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モト・グッツィ・ステルビオ
モト・グッツィ・ステルビオ拡大

ピアッジオグループジャパンは2024年7月10日、モト・グッツィのアドベンチャーバイク「ステルビオ」の国内導入を発表。同日、注文の受け付けを開始した。デリバリーの開始時期は、同年8月になる見込み。

 
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モト・グッツィ・ステルビオは、ミラノで開催されたモーターサイクルショー「EICMA 2023」でデビューした、デュアルパーパスタイプのオートバイ。その車名は、伝説的なワインディングロードを有するアルプスのステルビオ峠に由来し、「オンロード/オフロードを問わず、魅力あふれる感動のライディング体験を提供する一台」とうたわれる。

オフロード走行やロングツーリングを視野に入れた車体は、風圧からの保護と快適性の確保を目的に空力性能を徹底追求したというもので、ウインドスクリーンは、150km/hまでであれば走行中でも高さを70mmの範囲で電動調整できる。

エンジンは「V100マンデッロ」ゆずりの新開発1042cc水冷4ストロークVツイン(V型2気筒)で、最高出力115HP、最大トルク105N・mを発生。従来のモト・グッツィ車のものと異なり、シリンダーヘッドが90度回転している(エキゾーストパイプが前方ではなく側方に出ている)のも特徴で、これによりインテークラインと電子制御インジェクションのレイアウトが合理化されている。

走行モードは、ツーリング、レイン、ロード、スポーツ、オフロードの5種類に切り替え可能。6軸慣性プラットフォームやコーナリングABSなども、その走りを支える重要な要素だ。

そのほか、主なスペックは以下のとおり。

  • 車体サイズ:全長×全幅=2195×945mm
  • ホイールベース:1520mm
  • シート高:830mm
  • 車重:246kg(※走行可能状態/燃料90%搭載時)
  • エンジン:1042cc(ボア96mm×ストローク72mm)水冷4ストロークV型2気筒 DOHC 4バルブ
  • 最高出力:115HP/8700rpm
  • 最大トルク:105N・m/6750rpm
  • トランスミッション:6段MT
  • 駆動方式:シャフトドライブによるリア駆動
  • フロントサスペンション:ザックス製倒立フォーク(スプリングプリロード・リバウンドダンピング調整式、ホイールトラベル170mm)
  • リアサスペンション:KYB製モノショック(スプリングプリロード・リバウンドダンピング調整式、ホイールトラベル170mm)
  • フロントタイヤサイズ:120/70R19
  • リアタイヤサイズ:170/60-17

モト・グッツィ・ステルビオの価格は242万円。車体色は、タンクとサイドパネルにイエローのアクセントを添えた「バルカンブラック」のみとなっている。

冒険に役立つオプション装備として、フルフェイスヘルメットが収納できるパニアケース(右側:容量29リッター、左側:同30リッター)、2タイプのトップケース(同37リッターまたは52リッター)、3Dパッド入りのヒーテッドコンフォートシート、ヒーテッドグリップ、スマートフォンと連携するためのマルチメディアプラットフォームなども用意される。

(webCG)

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