モト・グッツィから新型オートバイ「V100マンデッロ」登場 ハイテク満載の万能マシン

2023.02.06 自動車ニュース webCG 編集部
モト・グッツィV100マンデッロS
モト・グッツィV100マンデッロS拡大

ピアッジオグループジャパンは2023年2月6日、モト・グッツィの新型モーターサイクル「V100マンデッロ」を発表し、同日、注文受け付けを開始した。

 
モト・グッツィから新型オートバイ「V100マンデッロ」登場 ハイテク満載の万能マシンの画像拡大
 
モト・グッツィから新型オートバイ「V100マンデッロ」登場 ハイテク満載の万能マシンの画像拡大
 
モト・グッツィから新型オートバイ「V100マンデッロ」登場 ハイテク満載の万能マシンの画像拡大
 
モト・グッツィから新型オートバイ「V100マンデッロ」登場 ハイテク満載の万能マシンの画像拡大
 
モト・グッツィから新型オートバイ「V100マンデッロ」登場 ハイテク満載の万能マシンの画像拡大
 
モト・グッツィから新型オートバイ「V100マンデッロ」登場 ハイテク満載の万能マシンの画像拡大
 
モト・グッツィから新型オートバイ「V100マンデッロ」登場 ハイテク満載の万能マシンの画像拡大

モト・グッツィの未来を担うハイテク満載のニューモデル

モト・グッツィV100マンデッロは、新開発のV型2気筒エンジンを搭載したハーフカウルのロードスポーツモデルである。モト・グッツィは同車について、「ロードスターのような乗り味と、ツアラーのような走行性を兼ね備え、コンパクトでスポーティーかつ快適性を追求したまったく新しいコンセプトの『オールラウンダー』モーターサイクル」と説明している。

エンジンは90°のバンク角を持つ排気量1042ccの水冷4ストロークV型2気筒DOHC 4バルブで、「V85 TT」や「1200 8V」のエンジンより小型化・軽量化を実現。115HP/8700rpmの最高出力と105N・m/6750rpmの最大トルクを発生する。またスロットルシステムはバイ・ワイヤ式で、緻密な制御とスムーズな操作性を追求。トランスミッションにはV85 TTゆずりの6段ギアボックスを組み合わせている。

一方、車両骨格はスチール製チューブフレームで、軽量化のためにエンジンを剛体として用いる設計を採用。ホイールベースは1475mm、ヘッドストック角は24.7°と、ワインディングロードでのスポーティーな走りも意図したディメンションとなっている。

既存のモデルにはないハイテク装備も同車の特徴で、これが世界初というアダプティブエアロダイナミクスや、モト・グッツィ初のセミアクティブサスペンションとなるオーリンズの「スマートEC2.0セミアクティブサスペンションシステム」を採用している。前者は、走行状態に応じて燃料タンクの両側にあるディフレクターの高さを自動調整するというもので、車体のサイズを抑えつつ走行風からライダーの体を保護することができる。一方、後者は路面状態に応じてサスペンションの特性を最適に自動調整するもので、制御には「コンフォート」と「ダイナミック」の2種類のモードを用意。さらにセミアクティブ制御をオフにし、ライダーの任意の設定(2種類まで記録可能)に従ってサスペンションを動かす「マニュアル」モードも用意している。

このほかにも、マレリ製11MP ECUや、6軸慣性プラットフォーム、コーナリングABSなどを標準装備。ライディングモードは「Tour」「Rain」「Road」「Sport」の4種類から選択可能で、セミアクティブサスペンション装着車では、足まわりの制御も連動して切り替わる。

ラインナップはベースグレードと上級グレード「S」の2種類で、後者には先述のセミアクティブサスペンション装着車やクイックシフター、ハンドグリップヒーターなどが標準装備される。

価格は以下のとおり。

  • V100マンデッロ:220万円
  • V100マンデッロS:264万円

デリバリー開始は、2023年6月を予定している。

(webCG)

関連キーワード:
バイク, モト・グッツィ, 自動車ニュース