「パガーニ・ウトピア」のオープンバージョンが登場 生産台数は限定130台

2024.08.09 自動車ニュース webCG 編集部
【webCG】クルマを高く手軽に売りたいですか? 車一括査定サービスのおすすめランキングを紹介!
パガーニ・ウトピア ロードスター
パガーニ・ウトピア ロードスター拡大

日本で伊パガーニアウトモビリとオフィシャルパートナー契約を結ぶSKY GROUP(スカイグループ)は2024年8月9日、世界限定130台の生産となる「Pagani Utopia roadster(パガーニ・ウトピア ロードスター)」の予約販売を開始した。

「ウトピア ロードスター」のリアビュー。タイヤはフロント21インチ、リア22インチの「ピレリPゼロ コルサ」。ブレーキシステムはブレンボ製で、カーボンセラミックブレーキディスクが標準で装備される。
「ウトピア ロードスター」のリアビュー。タイヤはフロント21インチ、リア22インチの「ピレリPゼロ コルサ」。ブレーキシステムはブレンボ製で、カーボンセラミックブレーキディスクが標準で装備される。拡大
「ウトピア ロードスター」はオープントップモデルだが、ドアは跳ね上げ式となる。フロントボンネットは前ヒンジ、リアのエンジンフードは後ろヒンジで大きく開く。
「ウトピア ロードスター」はオープントップモデルだが、ドアは跳ね上げ式となる。フロントボンネットは前ヒンジ、リアのエンジンフードは後ろヒンジで大きく開く。拡大
機械式のメーターを多数配したインテリア。デジタルインフォメーションは、あえて最小限に抑えられている。センターコンソールにはライトやミラー調節、パーキングブレーキなどのスイッチが配置される。
機械式のメーターを多数配したインテリア。デジタルインフォメーションは、あえて最小限に抑えられている。センターコンソールにはライトやミラー調節、パーキングブレーキなどのスイッチが配置される。拡大
インテリアの大部分はレザーとカーボン材で構成される。座席の後方には、バッグを置くスペースが確保されている。
インテリアの大部分はレザーとカーボン材で構成される。座席の後方には、バッグを置くスペースが確保されている。拡大
車体後半を占めるのは、メルセデスAMGの手になる6リッターV12ターボエンジン。最高出力864PS、最大トルク1100N・mを発生する。
車体後半を占めるのは、メルセデスAMGの手になる6リッターV12ターボエンジン。最高出力864PS、最大トルク1100N・mを発生する。拡大

パガーニ・ウトピア ロードスターは、2022年9月に「ゾンダ」「ウアイラ」に続く3世代目のモデルとして登場した新型ハイパーカー「ウトピア」のオープンバージョン。パガーニの最先端テクノロジーと、時代を超越したデザインを融合させた最高傑作で、ウトピアのパフォーマンスを維持したまま、オープン/クローズを走行シチュエーションや気分に合わせて選択できるモデルと紹介されている。

ルーフは着脱式のハードトップで、これを装着したスタイリッシュなクーペスタイルと、トップを外した開放的なオープンスタイル、そして急な雨などに対応するソフトトップスタイルの3種類を任意に選択できる。

エンジンはメルセデスAMGの手になる最高出力864PS、最大トルク1100N・mを発生する6リッターV12ツインターボで、トランスミッションはXtrac(エクストラック)製の7段AMT(Automated Manual Transmission)か7段MTのいずれかを選択できる。ともに電子制御式のメカニカルディファレンシャルが組み合わされ、このパワートレインの構成はクーペのウトピアと同一となる。

シャシーも同じくカーボンファイバーとチタニウムを用いたハイブリッドモノコック構造で、1280kgと発表された乾燥重量も変わらない。

コックピットでは、クラシックな時計を想起させるハンドメイドのアナログメーターが目を引く。スピードメーターとタコメーターはその内部構造の一部を外から見ることができ、その間には各種インフォメーションを表示するディスプレイが設置される。また、センターコンソールには、油圧計や温度計など4つのメーターが並ぶ。

ウトピア ロードスターは、2024年8月の第2週に米国カリフォルニア州モントレーで開催される世界で最も有名なコンクールイベントといわれる「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」で正式に発表される予定だ。

(webCG)

関連キーワード:
パガーニ, 自動車ニュース