ボルボが「V60」「V60クロスカントリー」を一部改良 インターフェイスを刷新
2025.07.29 自動車ニュース 拡大 |
ボルボ・カー・ジャパンは2025年7月29日、ステーションワゴン「V60」と、同車をベースにしたクロスオーバーモデル「V60クロスカントリー」の仕様を変更し、同日販売を開始した。
よりストレスのない操作性を追求
今回の変更では、センターディスプレイのグラフィックを、最新のボルボ車に共通のインターフェイスにアップデート。必要な機能やよく使う機能に直感的かつ素早くアクセスできるようになったという。
また米クアルコム社製の次世代コンピューター基盤「Snapdragon Cockpit Platform」の採用により、グーグルのインフォテインメントシステムは従来の2倍以上の情報処理速度と10倍のグラフィック生成速度を実現。マップの拡大／縮小やアプリの切り替えといった操作が、これまで以上に高速かつスムーズになり、直観的でストレスのない操作を可能にしたという。加えてドライバーディスプレイのグラフィックも刷新し、速度や航続距離などの重要な情報が、これまで以上に見やすく確認できるようになったとしている。
予防安全装備では、アダプティブクルーズコントロールやレーンキープアシストからなる「パイロットアシスト」システムに、「エマージェンシー・ストップ・アシスト機能」を追加。パイロットアシストの作動中、ドライバーが両手でステアリングホイールを握るよう求められても反応しない場合に、自動でクルマを停車させることが可能となった。
このほかの変更点としては、ボディーカラーに「オーロラシルバー」「フォレストレイク」の2色が追加されている。
価格は以下のとおり。
- V60プラスB4：659万円
- V60ウルトラB4：719万円
- V60ウルトラT6 AWDプラグインハイブリッド：919万円
- V60クロスカントリー ウルトラB5 AWD：804万円
いずれも従来より10万円の値上げとなっている。
（webCG）
