ブリヂストンの低転がり抵抗タイヤ「エコピアEP100」発表
2007.11.16 自動車ニュースブリヂストンの低転がり抵抗タイヤ「エコピアEP100」発表
ブリヂストンは、CO2排出量削減を目的とした、乗用車用エコタイヤ「エコピアEP100」を発表した。2008年4月1日に発売する。
トラック/バス用のタイヤで用いられていたエコタイヤブランド「エコピア」が、乗用車用としても展開されることになった。その第1弾が今回発表された「エコピアEP100」。
このタイヤは、コンパウンド内のカーボンを分散配置させることで、エネルギーロスを抑え、低転がり抵抗を実現。さらに、各ブロックとリブを寄り添う形に配置する「リブ連結ブロック」を採用し、接地圧の均一化を図った。
これらの技術により、タイヤライフやドライ/ウェット性能は、同社のベーシックタイヤ「B'STYLE EX」と同等としながらも、転がり抵抗を30%ほど低減(同社テストデータ)したという。
ブリヂストンでは、2002年に策定した環境理念に基づき、経営の最重要課題として環境問題に取り組んでいる。「クルマの省燃費化によるCO2排出量削減」を実現するために、低転がり抵抗タイヤの商品開発を進めていくという。
なおこのタイヤには、同社でハイパフォーマンスタイヤや、上級コンフォートタイヤだけに用いられたメーカー希望小売価格が設定される。これは、「エコピアEP100」が“高付加価値商品”と位置づけられることによる。
2008年4月1日から、「トヨタ・プリウス」などのエコカーをターゲットとする3サイズを発売し、順次サイズを拡大する予定。
(webCG 本諏訪)
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