■【出展車紹介】「ダイハツMUD MASTER-C」小さくてタフで、頼れるヤツ
ダイハツブースには、ほぼ近い形で市販の可能性もあり得る4車種の参考出品車が展示される。創立100周年を機に制定された新スローガン「Innovation for Tomorrow」をテーマに掲げ、革新的なクルマづくりへの挑戦が具現された内容だ。
■どこでも走れる。マルチに積める。
「MUD MASTER-C」は、サイクルスポーツ界を代表する鈴木雷太氏をスーパーバイザーに迎えて企画されたマウンテンバイクサポートモデルだ。そのスタイルは、まるでパリダカのサポートカーを思わせる。
開発コンセプトは、スモール&タフ。スモールカーならではの身軽さで、狭い山岳路など大型4WDでは入れない難所への移動・運搬が可能。さまざまなシーンでの活躍が期待されるヘビーデューティートランスポーターである。
ドライブシャフトとハブとの接合部分にギアを組み込んだ「ハブリダクションシステム」を採用。結果、370mmの最低地上高を実現し、大径16インチオフロードタイヤの採用とも相まって、荒地、泥地での高い踏破性を実現した。さらに利便性に優れた3面大型ガルウイングドアを備えたアタッチメントボディを採用。便利でフレキシブルな積載性もまた魅力。
ボディサイズは、全長3395mm×全幅1600mm×全高1960mm。全幅で10cmほど軽規格をオーバーするものの、660ccの直3エンジンを搭載。駆動方式はHi/Lo切替付きのパートタイム4WDシステムが奢られている。
(ks)
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