■【出展車紹介】「トヨタ 1/X」車重420kg、超軽量の環境・安全コンセプトカー
「Harmonious Drive 人と、地球と走る、新しい明日へ。」をテーマとするトヨタ自動車は、9車種の参考出品をする。
コンセプトカー「1/X」は超軽量の、環境・安全コンセプトカーだ。
■コンセント充電、エタノールでも動く
“エックス分の1”というと、ミニチュアカーを思い浮かべるかもしれないが、このクルマはサイズこそ“1分の1”なのに、車両重量や燃料消費量を数分の1にダイエットすることで、クルマを取り巻く環境への影響を少なくしようという、いまの時代にマッチしたコンセプトカーだ。
「1/X」のボディは全長3900×全幅1620×全高1410mmと比較的小さいもので、それでもふつうは重量が1トンを軽く超えるところを、その2〜3分の1である420kgに抑えた。軽量化の秘訣はボディ素材にあり、ボディパネルや骨格に、軽量ながら高い剛性を持つカーボン素材(CFRP:カーボンファイバー強化プラスチック)を積極的に使って軽量化とボディの高剛性を両立。また、ピラーが細くできることから、広い視界を得ることに貢献している。
CO2削減のためにハイブリッドシステムを搭載。ガソリンとエタノールをどのような比率で混ぜても対応できる500ccのエンジンに、外部からの充電が可能で、モーターのみで走行できる距離が長い、話題の「プラグインハイブリッド」を採用している。パワーユニットはリアシート下に収めたミドシップのレイアウトで、短い全長にもかかわらず、大人4人がゆったり座れるキャビンを実現している。
その他、衝突時に歩行者保護性能を高めたボディに加えて、おだやかに光るヘッドランプや、雨の日の水はねを約5分の1に低減したタイヤなど、周囲に及ぼす影響を少なくするためのユニークな工夫が随所に盛り込まれている。
(文=生方聡)
-
NEW
メルセデス・ベンツCLA220(FF/8AT)【試乗記】
2026.8.21試乗記メルセデス独自のオペレーティングシステムと、フル電動化を見据えた最新プラットフォームを組み合わせて開発された新型「CLA」。その先鋒として発売されたハイブリッドモデルの仕上がりを、セダンの上級グレードに試乗して確かめた。 -
NEW
これは“ヨーロッパ版軽自動車”か? 欧州の新自動車規格「M1E」とニッポンの軽の可能性
2026.8.21デイリーコラム欧州で検討されている、新たな小型電気自動車(BEV)規格「M1E」。手ごろなBEVの普及と域内自動車産業の保護を目的としたこの規格は、軽自動車という独自の小型車を育んできた日本にとってもチャンスとなるのか? 新たな自動車規格の展望と可能性を考察する。 -
FCEVで世界一の販売台数 「ヒョンデ・ネッソ」にみる水素の可能性と普及へのカギ
2026.8.20デイリーコラムフルモデルチェンジしたヒョンデの燃料電池車(FCEV)「ネッソ」は、1014km(参考値)の一充填走行距離を実現したという。進化したゼロエミッションの走りを味わいながら、ヒョンデが目指す水素社会の可能性とFCEVの未来について考えてみた。 -
第292回:350SEが運ぶのは幸福か、それとも究極の不幸か…… 『星の時 4K』
2026.8.20読んでますカー、観てますカーブラジルの女性小説家クラリッセ・リスペクトルが1977年に発表した小説を、女性監督スザーナ・アマラウが1985年に映画化した伝説の作品。「メルセデス・ベンツ350SE」がもたらす運命の瞬間を謎めいた手つきで描き出す。 -
第975回:ホンダ&スバルのTシャツがイタリアを席巻中
2026.8.20マッキナ あらモーダ!イタリアで、ホンダやスバルをモチーフにした“日本車Tシャツ”が人気に。自動車をモチーフにしたアパレルの世界で、日本車や日本のブランドがもてはやされる理由とは? 素直に喜べないその背景を、現地在住の大矢アキオが考察する。 -
マツダCX-5 L(4WD)【試乗記】
2026.8.19試乗記マツダの販売の中軸を担うミドルクラスSUV「CX-5」が、3代目にフルモデルチェンジ。その完成度にはどうしても期待してしまうところだが、実車の仕上がりはどうだったのか? 絶対に失敗の許されない、マツダの基幹車種の実力に触れた。