琢磨、マッサ、ハミルトンが集合! 〜ブリヂストンのF1記者会見から【F1 07】
2007.09.26 自動車ニュース【F1 07】琢磨、マッサ、ハミルトンが集合! 〜ブリヂストンのF1記者会見から
F1世界選手権第15戦日本GPを目前に控えた2007年9月26日、タイヤメーカーのブリヂストンが都内のホテルで記者会見を開いた。
2007年から、F1用タイヤの単独サプライヤーとなったブリヂストン。
会見では荒川詔四社長が挨拶に立ち、「11チームの22台すべてに公平なサービスを提供するのが使命だ」と強調しつつ「満足いく仕事ができている」と今シーズンを振り返った。
会見の大部分は、ゲストをむかえてのトークセッション。同社がパートナーとよぶレーシングチームの「顔」たちが、次々と会場に姿を見せた。
最初は、スーパーアグリF1チームから鈴木亜久里代表。「今年飛躍できた理由? 小さいチームなので、みなが足並みをそろえて頑張れたんですよ」
ドライバーの佐藤琢磨は「ブリヂストンタイヤのパフォーマンスを最大限に引き出せたから」と抜かりないコメント(?)を加えたうえ、日本GPでは一年の集大成的なレースを見せたいと意気込んだ。
入れ替わりに登場したのは、フェラーリのフェリッペ・マッサだ。優勝した3レースを振り返りつつ、日本GPについては「マシンの仕上がりがよいので優勝したい」とキッパリ。「フロントローにフェラーリを並べたいと思う」とのことだった。オフの話題にも触れ、「最近はミハエル(・シューマッハー)とチームのみならず人生についてもよく話をするよ」。
最後に姿を見せたのは、今年のF1に旋風を巻き起こしている“驚異の新人”ルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)。
「F1の世界は想像よりはるかに大変だった。でも、楽しくて仕方がないね。実際、よく笑ってるでしょう?」と、終始笑顔を見せた。
富士でのレースについては「鈴鹿を走るのがずっと夢だったから、ちょっと残念」と漏らしながらも、初コースが試せるのを大変光栄に思うと結んだ。
今週末、ブリヂストンは日本GPに約2200本のタイヤを送り込む。
先週は、二輪レースの最高峰「MotoGP」において初の年間タイトルを決めたばかり(ドゥカティ/ケーシー・ストーナー選手)。同社は今年、二輪四輪とも最高の殊勲を手にすることがすでに決まっている。
(webCG 関)
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