【F1 2005】第3戦バーレーンGP、アロンソ2連覇、トヨタ2連続表彰台!
2005.04.04 自動車ニュース【F1 2005】第3戦バーレーンGP、アロンソ2連覇、トヨタ2連続表彰台!
F1世界選手権第3戦バーレーンGPが、2005年4月3日、バーレーン・インターナショナル・サーキット(5.417km)を57周して行われた。今年で2度目となる灼熱の中東GPで、ルノーのフェルナンド・アロンソが2戦連続のポールポジションから独走し2連勝を達成した。ドライバーズポイント争いでも2位に10点の差をつけ、若きスペイン人ドライバーは序盤の流れをつかみつつある。
2位は、こちらも好調、トヨタのヤルノ・トゥルーリで、2回連続のポディウムフィニッシュ。3位にはマクラーレン・メルセデスのキミ・ライコネンが入り、チームとともに今シーズン初表彰台にわいた。
4位はラルフ・シューマッハーでトヨタは2連続ダブル入賞。5位は怪我で欠場のファン・パブロ・モントーヤに代わって出場したペドロ・デ・ラ・ロサ(マクラーレン・メルセデス)、以下6位マーク・ウェバー(ウィリアムズBMW)、7位フェリッペ・マッサ(ザウバー・ペトロナス)、8位デイヴィッド・クルタード(レッドブル・レーシング)がポイントを手に入れた。
開幕2GPを落とし焦燥するフェラーリは、ここで今シーズン型マシン「F2005」を前倒し投入したものの、惨敗。王者ミハエル・シューマッハーは、予選でこそフロントローを獲得し、スタートからアロンソのルノーを僅差で追ったのだが、12周目の10コーナーでブレーキをロックさせスピン、ピットまで戻りそのまま戦列を去った。僚友ルーベンス・バリケロもトラブルに悩まされた週末で、9位ゴールがやっとだった。
フェラーリとともに昨2004年シーズンを盛り上げたBARホンダにとっても残念な結果。ジェンソン・バトン、佐藤琢磨ともグリッド中盤から上位を狙ったが、双方ともマシントラブルでリタイアをきっした。
全19戦の長いシーズンは、オーストラリア、マレーシア、バーレーンの“フライアウェイ”を終え、次戦からはいよいよヨーロッパ・ラウンドがスタート。4月24日のサンマリノGPから5月29日のヨーロッパGPまで、4戦が陸伝いに行われる。
(webCG 有吉)
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