メルセデスベンツに7段AT搭載モデル登場
2003.11.18 自動車ニュースメルセデスベンツに7段AT搭載モデル登場
ダイムラークライスラー日本は、メルセデスベンツ「Eクラスセダン」「Sクラス」「CLクラス」「SLクラス」の5リッターV8モデルに、市販乗用車としては世界初を謳う7段ATを搭載し、2003年11月17日に発売した。
■滑らかなシフト、加速性能アップ
新開発された電子制御7段AT「7G-TRONIC」は、従来の5段ATよりも各ギア間のギア比が接近したため、より滑らかで素早いシフトが可能という。
同時に加速性能もアップ。アクセル開度に応じて2段のシフトダウンが行われる。
トランスミッションケースの素材には、軽量なマグネシウムを採用。結果、車両重量は従来比で、10kg程度の増加にとどめられた。
1速からロックアップ制御を行い、優れた燃費性能を実現したというが、カタログ燃費は「E500アバンギャルド」が0.1km/リッター向上したほかは、いずれも0.1〜0.9km/リッター悪化。6.7〜7.0km/リッターとなる。
価格は、5段ATの同モデルと比べ、それぞれ5.0万円高。7段ギア搭載モデルと価格は以下の通り。
「E500アバンギャルド」875.0万円
「S500」1085.0万円
「S500ロング」1165.0万円
「CL500」1235.0万円
「SL500」1285.0万円(左ハンドルのみ)
問い合わせは、メルセデスコール(0120−190−610)まで。
(webCG カワデ)
メルセデスベンツ:
http://www.mercedes-benz.co.jp/
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