第16戦韓国GP決勝結果【F1 2011 速報】
2011.10.16 自動車ニュース【F1 2011 速報】第16戦韓国GP、ベッテル今季10勝目、レッドブルが2連覇達成
F1世界選手権第16戦韓国GP決勝が、2011年10月16日、韓国の韓国インターナショナル・サーキット(5.621km)を55周して行われた。
予選では、今季これまで全戦でポールポジションを獲得してきたレッドブルをマクラーレンが上回ったが、決勝では再びレッドブル・ルノー&セバスチャン・ベッテルが覚醒。オープニングラップでトップに立った新チャンピオンが、2位以下に10秒以上の差をつけ、今季10勝目を圧勝で飾った。
2位はマクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトン。2010年カナダGP以来となるポールポジションから、今年7月のドイツGPから遠ざかっていたP1フィニッシュを目指したが、首位の座を追うよりも2位のポジションを防衛する方に忙しい日曜日となった。
3位はレッドブルのマーク・ウェバー。ハミルトンとは丁々発止と渡り合ったが抜けず、ポディウム最後の地位に甘んじた。
レッドブルはこの1−3フィニッシュで、2年連続となるコンストラクターズタイトルを確定させた。
3番グリッドからスタートで6位に落ちた前戦日本GPウィナー、マクラーレンのジェンソン・バトンが4位、2度目のピットストップでチームメイトの前に出ることができたフェラーリのフェルナンド・アロンソ5位、マッサは6位でゴールした。
ファイナルラップで7位にあがったのは、トロロッソ・フェラーリのハイメ・アルグエルスアリ、メルセデスのニコ・ロズベルグは8位でレースを終えた。好調トロロッソのもう1台、セバスチャン・ブエミが9位、フォースインディア・メルセデスのルーキー、ポール・ディ・レスタが10位入賞を果たした。
以下、11位エイドリアン・スーティル(フォースインディア)、12位ルーベンス・バリケロ(ウィリアムズ・コスワース)、13位ブルーノ・セナ(ルノー)、14位ヘイキ・コバライネン(ロータス・ルノー)、15位小林可夢偉(ザウバー・フェラーリ)、16位セルジオ・ペレス(ザウバー)、17位ヤルノ・トゥルーリ(ロータス)、18位ティモ・グロック(ヴァージン・コスワース)、19位ダニエル・リカルド(HRTコスワース)、20位ジェローム・ダンブロジオ(ヴァージン)、21位ビタントニオ・リウッツィ(HRT)が完走した。
1週間前の日本GPで2年連続ドライバーズタイトルを獲得したベッテルの総合ポイントは349点に。ランキング2位争いは、2位バトン222点、3位アロンソ212点、4位ウェバー209点、5位ハミルトン196点と引き続きの接戦だ。
レッドブルは558点でチームとしての連覇も達成。2位マクラーレン418点、3位フェラーリ310点、4位メルセデス127点、5位ルノー72点と続く。
(文=bg)