AMGの“公道を走れるF1マシン”の車名決定
2018.09.28
自動車ニュース
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独ダイムラーは、2018年10月に開催されるパリモーターショーにさきがけ、現在開発中のハイブリッドスーパーカーの正式車名を発表した。その名称は「メルセデスAMG ONE」。メルセデスAMGのF1での活躍を彷彿(ほうふつ)とさせる、シンプルで分かりやすいものとなった。
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2017年9月のフランクフルトモーターショーで、ダイムラーは“公道走行可能なF1マシン”を標榜(ひょうぼう)するハイブリッドスーパースポーツカーを製造・販売するという計画「プロジェクトONE」を発表。同会場では、F1マシンほぼそのままとなる1.6リッターのV6に4つのモーターを組み合わせ、システム最高出力1000psとなるハイブリッドのパワートレインを搭載することや、駆動方式が4WDであること、そして最高速度は約350km/h、0-200km/h加速は6秒と、市販車最速を目指すことなどが発表されたが、製造予定の車両名称は公表されていなかった。
現在、AMG ONEは、イギリスのサーキットで集中走行テストを行いながら、風洞設備においてエアロダイナミクス試験を実施中。AMG ONEに搭載されるアクティブエアロダイナミクスは、レースモードにおいて最大のダウンフォースを発生するために2段階で作動するリアウイングを備えており、開発陣はそうしたF1由来のテクノロジーを“公道走行可能なF1マシン”に生かすという目標に挑戦しているという。
(webCG)