「ニュルブルクリンク24時間レース」の会場から
2022.06.07 画像・写真世界屈指の難コースとして知られるドイツのニュルブルクリンク。名だたる自動車メーカーがテストに用いるこのコースで、記念すべき50回目のニュルブルクリンク24時間レースが開催された。コロナ禍を乗り越え、盛大に催されたレースの様子を写真でリポートする。
(写真=山本佳吾)
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1/162022年5月26日~29日にかけて行われたニュルブルクリンク24時間レース。記念すべき50回目の開催となった今回は、実に138台もがエントリーした。
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2/16毎年、強力なチームを擁してニュルに参戦するドイツ勢。写真は2位と3位に入ったGetSpeedの「メルセデスAMG GT3」。
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3/16日本からは常連のスバルがワークス体制で参戦。SP3Tクラスの強豪として知られているが、今回はタイヤバーストからのクラッシュでリタイアとなってしまった。
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4/16ヨコハマをはじめ、トーヨーやファルケンなど、日本のタイヤメーカーもチームを擁して参戦している。
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5/16少数派だけどアメリカ車だって参加。写真は8リッターオーバーのV10エンジンを搭載した「ダッジ・バイパー」。
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6/16会場の声援を一身に集めていた「ダチア・ロガン」。このクルマを走らせるOllis Garage Racingは、ひとつのピットを他チームの4台とシェアして使っていた。コース上で並み居る強豪と同居するロガンだけど、その扱いは平等だ。
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7/16さまざまな車両が混走するニュルブルクリンク24時間レース。GT3勢と「ダチア・ロガン」の速度差は、見てても怖いぐらいだ。
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8/16怖いといえばリタイアしたクルマの処理も怖い。クラッシュした車両はこのようにけん引されながらコース外に運ばれるのだが、見てるほうがヒヤヒヤする。
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9/16サーキットの敷地内には、ワークス体制で参戦する各メーカーがブースを構えている。メルセデスAMGのブースは、砂利の広場を舗装してサーキットを模してしまう気合の入れよう。
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10/16ニュルブルクリンク ノルドシュライフェの長さは一周約21km。オフィシャルの人数も膨大だ。仕事は大変だけど、みんな楽しんでる様子だった。
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11/16ギャラリーが集う森のなかにはバーがいっぱい。ヨーロッパでは、酒とモータースポーツは切り離せませんな。
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12/16パドック内のバーは夜中でも営業してるので、一晩中飲んでる人もいました。レースも見ろよな!
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13/16ナイトセクションは耐久レースの醍醐味(だいごみ)。いくら補助灯を装着してるとはいえ、真っ暗な森のなかをあの速度で走るなんて、恐ろしくてボクには無理!
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14/16例年、天候の変化で波乱が起きるニュルブルクリンク24時間レース。今年も日曜のお昼過ぎにはついに雨が。それでもスリックタイヤで走行を続けるチームも見られた。
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15/16総合優勝を果たしたAudi Sport Team Phoenixの「アウディR8 LMS」。24時間走って6位までが同一ラップという、し烈なレースだった。
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16/16メディアもメカも入り乱れての表彰式。こういうもみくちゃ具合もボクが好きなところ。来年もぜひ、このレースを取材したいと思う。