マクラーレンの新型スーパースポーツ「750S」が日本上陸
2023.08.02 自動車ニュース 拡大 |
マクラーレン・オートモーティブ アジアは2023年8月2日、新型スポーツカー「マクラーレン750S」を日本初公開した。
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マクラーレン750Sは、「マクラーレンの新たな頂点を目指して開発され、同ブランドのDNAを忠実に具現する、マクラーレン史上最も軽量かつ最もパワフル」とうたわれるスーパースポーツ。2023年4月26日にオープントップバージョンの「750Sスパイダー」とともに世界初公開された（関連記事）。
ボディーサイズは全長×全幅×全高＝4569×1930×1196mmで、ホイールベースは2670mm。車重は従来モデルの「720S」よりも30kg削減され、乾燥重量で1277kg、フルード類と90％の燃料を含めたDIN値で1389kgとなっている。
パワーユニットは、最高出力750PS、最大トルク800N・mを発生する4リッターV8ツインターボエンジンで、7段ATを介して後輪を駆動。0-100km/h加速2.8秒、0-200km/h加速7.2秒、最高速332km/hというパフォーマンスを実現している。一方、“止まる”については200-0km/hが113m、100-0km/hが30.0m。燃費（WLTP EU値）は12.2リッター/100km（約8.2km/リッター）と公表される。
走行性能にかかわることでは、新世代の油圧リンク式サスペンション「PCC III」を採用した足まわりや、720Sよりもクイックなステアリングレシオとされた電動油圧アシスト式ステアリングなどがトピック。ハンドリング／空力／パワートレイン／トランスミッションの特性をドライバー好みの設定にしておき、ボタンひとつで呼び出すことが可能な「マクラーレン・コントロール・ローンチャー（MCL）」も注目すべき機能のひとつとされている。
同社では750Sを「（最高峰レースの）F1で鍛え抜かれ、磨き上げられたイノベーションとテクノロジーを投入したマシン」であり、「マクラーレンの進歩に終わりはないことの実例」とアピールしている。
価格は750Sが3930万円、750Sスパイダーが4300万円。グローバルでの配車は、2023年第4四半期に開始される予定だ。
（webCG）
