パガーニがニューモデル「ウトピア」を日本初公開　最高出力864PSのハイパーカー 【ニュース】

パガーニ・ウトピア

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日本でパガーニ・アウトモビリの正規輸入販売を手がけるSKY GROUP（スカイグループ）は2023年12月17日、東京都港区虎ノ門でハイパーカー「パガーニ・ウトピア」を日本初公開した。

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会場にはワンオフで製作された「ゾンダZOZO」も展示されていた。

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「パガーニ・ウトピア」とパガーニ アウトモビリ アジア太平洋地域担当マネージング・ディレクターのアルベルト・ジョバネッリ氏。

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限定99台はすでに“完売”

パガーニ・ウトピアは、2022年9月に発表された新型のハイパーカーで、パガーニにとっては「ゾンダ」「ウアイラ」に続く、3世代目のモデルとなる。開発には6年の期間を要し、4000枚のスケッチ、10台のスケールモデル、1台の風洞モデル、2台の1分の1スケールモデル、そして8台のプロトタイプを経て市販モデルが完成した。

シャシーは素材にカーボンファイバーとチタニウムを用いたハイブリッド構造で、乾燥重量1280kgという軽さに寄与。サスペンションは前後ともにインボード式で、アーム類には鍛造のアルミ合金を用いている。

一方、エンジンはメルセデスAMGの手になるもので、最高出力864PS（635kW）、最大トルク1100N・mを発生する6リッターV12ツインターボが特注で開発されたという。トランスミッションはXtrac（エクストラック）製の7段AMT（Automated Manual Transmission）か7段MTのいずれかを選択可能。ともに電子制御式のメカニカルディファレンシャルが組み合わされる。

価格は232万2000ユーロ（約3億6000万円）。生産台数は99台のみとなる予定で、すでに完売しているという。

12月17日に行われたジャパンローンチは、パガーニの創立25周年を祝うグローバルイベントの一環として行われたもので、ウトピアの展示に加えてジャズの演奏を聴きながらのカクテルパーティーも開催。アジア太平洋地域担当マネージング・ディレクターのアルベルト・ジョバネッリ氏も来日し、オーナーと親睦を交わした。

（webCG）