横浜ゴムが電動車向けのプレミアムコンフォートタイヤ「アドバン デシベルV553」を発表
2023.12.18 自動車ニュース横浜ゴムは2023年12月18日、フラッグシップタイヤブランド「ADVAN(アドバン)」の新商品「dB(デシベル)V553」を、2024年2月から日本およびアジアなどで順次発売すると発表した。
アドバンdB V553は、2017年に登場した「アドバンdB V552」の後継モデルで、「上質な静粛性が持続するプレミアムコンフォートタイヤ」をコンセプトに開発。「上質な静けさと乗り心地をドライバーや同乗者に提供するとともに、静けさと安全性がより長く持続するタイヤとして、従来品で好評の静粛性をさらに進化させただけでなく、摩耗の進行による静粛性とウエット性能の低下を抑制する」と紹介される。
アドバンdB V553では、トレッドパターンを新たに設計。タイヤサイズごとに構造を最適化し、新品時の騒音エネルギーを従来比で15%低減している。さらに摩耗時の騒音エネルギーも22%低減したという。
低燃費性能とウエット性能、耐摩耗性能のバランスに優れたアドバンdB向けコンパウンドを採用し、国内タイヤラベリング制度における転がり抵抗性能は「AA」および「A」、ウエットグリップ性能は全サイズ最高グレードの「a」を獲得。低燃費性能とウエット性能の両立に加え、耐摩耗性能や摩耗時のウエット性能にも配慮しているとアナウンスされる。
タイヤサイドには、雨と静けさをイメージした模様と鮮明なロゴデザインを採用し、プレミアムコンフォートタイヤにふさわしい洗練されたイメージ表現している。また全サイズで、JATMAにて定める低車外音タイヤのラベリング制度「低車外音タイヤ」の条件を満たしている。
アドバンdB V553には、横浜ゴムが展開する電動車対応商品であることを表す独自マーク「E+」が刻まれ、低電費や静粛性など電動車に特徴的なニーズに対応する技術を搭載したタイヤとしてラインナップ。タイヤの生産には再生可能エネルギー由来の電力が使用されている。
サイズは155/65R14~225/45R21までの全46サイズ。価格はオープンプライスとなっている。
(webCG)
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