日産の強みである“走りのよさ”も追求 新型「エルグランド」発売

2026.07.16 自動車ニュース webCG 編集部
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新型「日産エルグランド」
新型「日産エルグランド」拡大

日産自動車は2026年7月16日、上級ミニバン「エルグランド」の新型を発売した。

先代に対しては、車幅が45mm拡大。全高は160mmアップしている。写真の車体色は「至極 -シゴク-」×「FUJI DAWN -フジドーン-」の2トーンカラー。
先代に対しては、車幅が45mm拡大。全高は160mmアップしている。写真の車体色は「至極 -シゴク-」×「FUJI DAWN -フジドーン-」の2トーンカラー。拡大
インテリアは、広がりのある水平基調のインストゥルメントパネルと、ワイドかつ位置を高く設定したコンソールが特徴とされる。
インテリアは、広がりのある水平基調のインストゥルメントパネルと、ワイドかつ位置を高く設定したコンソールが特徴とされる。拡大
乗車定員は2-2-3人の計7人で、2列目は独立型のキャプテンシートとなる。
乗車定員は2-2-3人の計7人で、2列目は独立型のキャプテンシートとなる。拡大
「映画館にいるような音響効果」をうたうBOSEの22スピーカープレミアムサウンドシステムが設定される(写真はヘッドレストのスピーカー)。
「映画館にいるような音響効果」をうたうBOSEの22スピーカープレミアムサウンドシステムが設定される(写真はヘッドレストのスピーカー)。拡大
第3世代の「e-POWER」と電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」、さらに「インテリジェントダイナミックサスペンション」を組み合わせ、走りが追求されている。
第3世代の「e-POWER」と電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」、さらに「インテリジェントダイナミックサスペンション」を組み合わせ、走りが追求されている。拡大
車体色が「プリズムホワイト」のモデル。
車体色が「プリズムホワイト」のモデル。拡大
車体色が「ダークメタルグレー」のモデル。
車体色が「ダークメタルグレー」のモデル。拡大
車体色が「ミッドナイトブラック」のモデル。
車体色が「ミッドナイトブラック」のモデル。拡大
車体色が「至極 -シゴク-」のモデル。
車体色が「至極 -シゴク-」のモデル。拡大

さらに大きく快適に

日産エルグランドは、1997年に初代がデビューしたプレミアムミニバン。新型は4世代目にあたるモデルで、2010年に3代目が登場して以来、16年ぶりの世代交代となる。

ボディーサイズは全長×全幅×全高=4995×1895×1975mm(「プロパイロット2.0」装備車の全高は1970mm)。先代モデル(同4975×1850×1815mm)と比較した場合、45mm幅広くなり、160mm背が高くなっている。ドライバーのアイポイントは76mmアップし、見た目の存在感が高まっただけでなく、見晴らし性も向上しているという。ホイールベースは先代と同じ3000mm。最小回転半径を5.8mに抑えている点も長所のひとつとされている。

デザインのコンセプトは「The private MAGLEV(ザ・プライベート・マグレブ)」で、「個人用のリニアモーターカー」をイメージしている。どの方向からもシャープに見えるシルエットと、ふんばり感のあるスタンスのよさが表現されており、なかでも、クロームメッキを使わないフロントフェイスと、日本伝統の組子をモチーフとした前後ランプ、「く」の字型に折れ曲がって見えるリアエンドが特徴だ。

特別なプライベートラウンジのような空間を目指して開発したというインテリアは、広がりのある水平基調のインストゥルメントパネルと、ワイドかつ位置を高く設定したコンソール、木目調パネルと一体化したシームレスな静電式スイッチ、14.3インチの大画面統合型インターフェイスディスプレイ、乗員を包み込むように配置された最大64色のアンビエントライトなどが見どころ。車内の空間は先代から大幅に拡大されており、体圧分布に優れる「ゼログラビティーシート」を全席で採用。2列目シートは、シートバック全体に加えて上部のみでもリクライニング可能な中折れタイプとなっているほか、助手席と2列目左右席の3席でオットマンの同時使用を可能にしたことで、長時間の乗車における快適性が高まったとされる。

「映画館にいるような音響効果」をうたうBOSEの22スピーカープレミアムサウンドシステムやスマートフォン2台を同時に充電できるワイヤレス急速充電器(Qi2.0規格)、ティッシュボックスを収納できる後席用のリアボックス、アウトドアや災害時に電気の供給源となる100V AC電源(1500W、3カ所に設置)なども自慢の装備だ。

なお、乗車定員は2-2-3人の計7人で、2列目は独立型のキャプテンシートのみ。3列目シートは前方と後方の2カ所で跳ね上げ格納できるマルチアップタイプとなっており、乗車スペースと荷室のバランスを用途に合わせて変更できる

“走りのよさ”も徹底追求

パワートレインは、発電専用のZR15DDTe型1.5リッターエンジン(最高出力140PS、最大トルク228N・m)に、モーターとインバーター、ジェネレーター、減速機、増速機をモジュール化した5-in-1ユニットを組み合わせた第3世代の「e-POWER」。駆動方式は4WDで、フロントモーターは最高出力205PS、最大トルク330N・mを、リアモーターは同136PS、同195N・mを発生する。力強く滑らかな加速感や燃費性能(WLTCモードで16.8km/リッター)において、先代から大きく進化したとアピールされる。

日産独自の電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」も採用。モーターとブレーキの統合制御で各輪の駆動力を緻密にコントロールし、あらゆるシーンでフラットな乗り心地を提供するとともに、リアモーターのトルクを積極的に活用することで、気持ちのよいコーナリングが味わえるという。

足まわりには走行シーンに応じて4輪の減衰力を可変する「インテリジェントダイナミックサスペンション」も装着されており、前述のe-POWER、e-4ORCEを合わせた3要素の統合制御によって、日産の強みである“走りのよさ”を実現。「いつまでも乗っていたくなるグランドツーリング体験」を提供するとうたわれる。

エンジンからの騒音に加えてロードノイズも高精度に検知し打ち消すことができる新世代の「アクティブノイズコントロール」や、高性能遮音ガラスを採用した高遮音ボディーがもたらす静粛性の高さもセリングポイントだ。

安全面では、先進運転支援システム「プロパイロット」または「プロパイロット2.0」によって高速道路でのドライブをサポートする。前者は渋滞時に50km/h以下でのハンズオフ走行ができるようになったほか、ドライバーのウインカー操作による車線変更支援機能(60km/h~)も追加されている。

新型エルグランドのラインナップはエントリーグレード「X e-4ORCE」と上級グレード「G e-4ORCE」の2タイプで、価格は以下のとおり。

  • X e-4ORCE:689万7000円
  • G e-4ORCE:757万9000円

ボディーカラーには、「プリズムホワイト」「ダークメタルグレー」「ミッドナイトブラック」「至極 -シゴク-」 の単色4種類と、至極 -シゴク-と「FUJI DAWN -フジドーン-」を組み合わせた2トーンカラーがラインナップされる。

(webCG)

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