アルピーヌの新型電気自動車「A390」 国内導入へ
2025.05.29 自動車ニュース 拡大 |
アルピーヌ・ジャポンは2025年5月28日、アルピーヌの新型電気自動車（EV）「A390」を国内に導入すると発表した。
アルピーヌA390は、新生アルピーヌにおける、ピュアスポーツカー「A110」、コンパクトハッチバック「A290」に続く第3のモデル。EVとしてはA290に次ぐ車種で、「ブランドのDNAを継承し、A110のような爽快なドライブフィールに加えて実用性も備えたスポーツファストバックモデル」とアピールされる。
パワートレインは、計3基（フロント1基、リア2基）のモーターで構成される4WDシステムで、アルピーヌが独自に開発したトルクベクタリングシステム（各ホイールへのトルク配分を変化させて理想的なコーナリングを実現する機能）により、ダイナミズムと安全性、俊敏性を高めているという。
A390は2グレード展開となっており、ベーシックな「GT」と高性能バージョン「GTS」がラインナップされる。主なスペックは以下のとおり。
- ボディーサイズ：全長×全幅×全高＝4615×1885×1532mm
- ホイールベース：2708mm
- 最低地上高：152mm
- 車重：2121kg以上
- 駆動方式：4WD
- フロントモーター：巻線型同期モーター×1基
- リアモーター：永久磁石同期モーター×2基
- GTのシステム最高出力：400PS（295kW）
- GTSのシステム最高出力：470PS（345kW）
- GTのシステム最大トルク：650N・m（66.3kgf・m）
- GTSのシステム最大トルク：808N・m（82.4kgf・m）
- 駆動用バッテリー容量：89kWh（リチウムイオンバッテリー）
- 荷室容量: 532リッター
- 一充電走行距離：520～555km（WLTPモード）
- GTの0-100km/h加速タイム：4.8秒
- GTSの0-100km/h加速タイム：3.9秒
- GTの最高速度：200km/h
- GTSの最高速度：220km/h
（webCG）
