【F1 2026】第16戦バーレーンGP in マレーシアでフェルスタッペン今季初優勝、アストンマーティン・ホンダのアロンソは今年最高の8位
2026.10.04 自動車ニュースF1世界選手権第16戦バーレーンGP決勝が、2026年10月4日に行われた。中東情勢の悪化で4月の開催は中止となったものの、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキット(5.543km)を代替地とする苦肉の策が取られ、「バーレーンGP in マレーシア」として開かれることになったレースだ。
セパンでの9年ぶりのF1は、直前から土砂降りの雨に見舞われたことで40分遅れでフォーメーションラップが始まったものの、レッドブルのマックス・フェルスタッペンやフェラーリのルイス・ハミルトンらがマシンの不調を訴えたためスタート手順が中断。雨がやんだおよそ1時間40分後にようやくスタートが切られた。
予定より1周少ない55周で争われたレースを制したのは、レッドブル・レッドブル・フォードのフェルスタッペンだった。前戦アゼルバイジャンGPで投入したアップデートが奏功しマシンの挙動が安定したことで、予選では今季初、通算49回目のポールポジションを獲得するほど絶好調。スタートに失敗しメルセデスの2台に抜かれるも、セーフティーカー明けの13周目には首位を奪還、残り10周の時点でセーフティーカーが出るもその座を守り切った。16戦目にして今シーズン初優勝、通算72勝目を飾った。またレッドブルによる自社製パワーユニットにとっても初年度で初Vの快挙となった。
2位はメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリだった。マレーシアでフロアやサイドポッドなどを大幅に刷新したシルバーアロー。特に低速区間と直線速度でライバルと比べて遅さが露呈するも、20歳のポイントリーダーは予選3位からスタートでトップを奪うなど活躍し、2位でチェッカードフラッグを受けた。
3位にはフェラーリのハミルトンが入った。第7戦バルセロナ・カタルーニャGP以来となるフロントローの2番手からスタートしたが、ドライのソフトタイヤを選んだことであっという間にポイント圏外にダウン。しかしその後はタイヤを長持ちさせながら着々とポジションを上げ、見事表彰台を手にした。
フェラーリのもう1台、シャルル・ルクレールも4位でゴール。レッドブルのアイザック・ハジャーは、終盤3位となるも、セーフティーカー後に相次いでフェラーリの2台にかわされ、結果5位となった。
マクラーレン・メルセデスのオスカー・ピアストリは予選順位と同じ6位フィニッシュ。レーシングブルズ・レッドブル・フォードは、リアム・ローソン7位、アービッド・リンドブラッドも10位に入り、ダブルで入賞した。
アストンマーティン・ホンダのフェルナンド・アロンソが今季ベストの8位でチェッカードフラッグを受け、今年3回目の入賞を果たした。予選ではアロンソ12位、ランス・ストロール14位と健闘。雨絡みで荒れたレースでも45歳のベテラン、アロンソがポイント圏内を力走し、得点を獲得した。またマクラーレンのランド・ノリスは9位でレースを終えた。
以下、11位ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)、12位ランス・ストロール(アストンマーティン)、13位フランコ・コラピント(アルピーヌ・メルセデス)、14位オリバー・ベアマン(ハース・フェラーリ)、15位エステバン・オコン(ハース)、16位ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、17位カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ・メルセデス)、18位ガブリエル・ボルトレート(アウディ)、19位セルジオ・ペレス(キャデラック・フェラーリ)、20位ジョージ・ラッセル(メルセデス)が完走となった。
残り6周まで3位を走行していたラッセルがパワーユニットのトラブルで戦列を去ったことで、ドライバーズチャンピオンシップで首位独走中のアントネッリは、そのリードを66点から84点にまで拡大した。ランキング上位は、1位アントネッリ320点、2位ラッセル236点、3位ハミルトン214点、4位ルクレール191点、5位ノリスと6位フェルスタッペンは188点で並ぶ。
コンストラクターズチャンピオンシップは、1位メルセデス556点、2位フェラーリ405点、3位マクラーレン316点、4位レッドブル298点、5位レーシングブルズ90点といった上位の顔ぶれとなる。
次の第17戦シンガポールGP決勝は、10月11日に行われる。
(文=bg)
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