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スタートの模様。ポールシッターのアロンソが好スタート。ジャンカルロ・フィジケラはキミ・ライコネンに並びかけられたが2位を死守し、その後のルノー勢の戦い方を決定的に有利なものとした。(写真=フェラーリ)
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キレと速さに欠く中国GPだったライコネンは2位でゴール。7勝という年間勝利数は今回アロンソに並ばれた。(写真=メルセデスベンツ)
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フィジケラのペナルティで3位表彰台が舞い降りてきたトヨタのラルフ・シューマッハー。セーフティカーのタイミングでピットに入らなかった作戦が効を奏した。いっぽうチームメイトのヤルノ・トゥルーリは、セーフティカー投入前にピットインしていたため、大幅に順位を下げることになり、15位でレースを終えた。(写真=トヨタ自動車)
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地に落ちた元チャンピオン、フェラーリのミハエル・シューマッハーは、悪夢のようなシーズンを最悪なかたちで終えた。予選で6位とまずまずな順位ながら、なんとダミーグリッドにつく前の徐行走行中に、後ろからきたミナルディのクリスチャン・アルバースと接触。マシンをスペアカーに代えピットからスタートしたが、セーフティカー中の徐行走行中にスピンし、コース脇にマシンを止めリタイアをきっした。ドライバーズランキングでは3位だが、2位ライコネンとの間には50点もの差がついた。(写真=フェラーリ)
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事態が一向に好転しない佐藤琢磨。日本GPでの失格から予選出走1番手となり、17番グリッドからBARホンダでの最後のレースで巻き返しを図ろうとしたが、ジャンプスタートでドライブスルーペナルティを受け大きく後退。2度目のセーフティカーを終え再スタート、8番手まで挽回していたが、ギアのトラブルで駆動力をなくしたマシンは力なく止まり、リタイアした。結局、今年の得点は第13戦ハンガリーGPでの1点のみ。ドライバーズランキング24人中23位という結果だった。“謎の新チーム”を含めオプションは複数あるというが、来シーズンのシートはまだ発表されていない。(写真=本田技研工業)
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さよなら、愛すべきテールエンダー! 1985年以来、(弱小)プライベートチームとしてGPに参戦してきたミナルディは、最後のレースを14、16位で終えた。2006年、レッドブル・レーシングのジュニアチームとして再出発する。
さらに、中堅プライベータ―のザウバー(来年からはBMWワークスチーム)、ジョーダン(同じくミッドランド)にとっても最後のGPだった。(写真=ミナルディ)
『【F1 2005】最終戦中国GP、アロンソ今年7度目の勝利、ルノーがダブルタイトル獲得!』の記事ページへ戻る
