
歴代チャンピオン、新旧フェラーリドライバーに彩られた表彰台。フェラーリのフェルナンド・アロンソ(左から2番目)は、地元スペインで今季初の“ダブルウィナー”に。2位はロータスのキミ・ライコネン(一番左)、3位はカムバック後初の表彰台となったメルセデスのミハエル・シューマッハー(左から3番目)。(Photo=Ferrari)
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歴代チャンピオン、新旧フェラーリドライバーに彩られた表彰台。フェラーリのフェルナンド・アロンソ(左から2番目)は、地元スペインで今季初の“ダブルウィナー”に。2位はロータスのキミ・ライコネン(一番左)、3位はカムバック後初の表彰台となったメルセデスのミハエル・シューマッハー(左から3番目)。(Photo=Ferrari)
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3年連続バレンシアでポールシッターをつとめたセバスチャン・ベッテルのレッドブル(先頭)がスタートでトップをキープ。(Photo=Red Bull Racing)
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予選でQ3進出ならず11番グリッドに沈んだアロンソ。母国での勝利を諦めかけていたが、レースデイでは一転、スタートで8位に順位を上げ、セーフティーカーのタイミングでは3位に。再スタート直後にロータスのロメ・グロジャンを抜き去り、ベッテルのリタイアでトップの座が転がり込んだ。ライバルの多くがリタイアや下位でフィニッシュしたことで、20点ものリードを築いてチャンピオンシップでも首位に。(Photo=Ferrari)
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予選5位から2位でゴールしたライコネン。今季3度目の表彰台でもレース後は浮かない顔。「勝つためのスピードがなかった」とロータスの力量不足を認め、「2位はまずまずだけど、われわれが欲していたものではない」と、勝てなかったことへの悔しさをにじませた。(Photo=Lotus)
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メルセデスのミハエル・シューマッハーは、予選12位から入賞圏を走り、ロータスのグロジャンやマクラーレンのハミルトンらの脱落で3位の座が転がり込んだ。2010年のカムバック後初めてのポディウムは、通算155回目。43歳の元チャンピオンは表彰台の上でもうれしさを隠さなかった。(Photo=Mercedes)
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レッドブルは大幅なマシンアップデートを敢行。そのかいあってか、ベッテルは今季3度目のポールポジションから、レース半ばまで首位を快走したのだが、セーフティーカーラン直後にエンジンがストールしリタイア。バレンシア3年連続ポール・トゥ・ウィンはならず。(Photo=Red Bull Racing)
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2番グリッドから2位を走るも、10周目にはグロジャンに抜かれてしまったマクラーレンのハミルトン。ピットストップでチームがミスをおかし6位まで後退したが、レース終盤にはグロジャンのリタイアもあり2位の座を奪還していた。しかしゴール目前になってタイヤがもたず、ライコネンにかわされ3位。背後に迫ったパストール・マルドナドのウィリアムズと接触したことでマシンをコースに止めざるを得なかった。19位完走扱い。(Photo=McLaren)
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予選7位と好位置からスタートしたザウバーの小林可夢偉。出だしで4位まで順位を上げさらなる飛躍が期待されたが、20周目にブルーノ・セナと、34周目にはフェリッペ・マッサと接触。後者の責任をスチュワードに問われ、次のイギリスGPでは5グリッド降格というペナルティーが科されることになった。(Photo=Sauber)
『第8戦ヨーロッパGP「初の“ダブルウィナー”となった英雄」【F1 2012 続報】』の記事ページへ戻る