表彰台に上がったのは、昨年7月のイギリスGP以来の勝利に喜ぶフェルナンド・アロンソ(左から3番目)とフェラーリのチーム代表をつとめるステファノ・ドメニカリ(同1番目)、劇的な優勝争いから自己最高位の2位でフィニッシュしたザウバー・フェラーリのセルジオ・ペレス(同2番目)、そして2戦連続3位に終わったマクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトン(同4番目)。(Photo=Sauber)
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表彰台に上がったのは、昨年7月のイギリスGP以来の勝利に喜ぶフェルナンド・アロンソ(左から3番目)とフェラーリのチーム代表をつとめるステファノ・ドメニカリ(同1番目)、劇的な優勝争いから自己最高位の2位でフィニッシュしたザウバー・フェラーリのセルジオ・ペレス(同2番目)、そして2戦連続3位に終わったマクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトン(同4番目)。(Photo=Sauber)
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8番グリッドからレース中断を挟みトップに躍り出たアロンソ。しかし路面が乾き始めるとフェラーリはラップタイムでザウバーにかなわず、激しい追い上げに苦しめられた。2005、2006年のチャンピオンは、通算28勝目を飾り、勝利数でジャッキー・スチュワートを抜いて歴代5位となった。(Photo=Ferrari)
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1ストップ作戦などザウバーはライバルとは違う「奇襲」を得意としてきたが、今回のペレス(写真)は、2周目に先手を打ってインターミディエイトタイヤから本格フルウエットタイヤに替え、他車を出し抜いたことが奏功した。ペレスは、1971年のペドロ・ロドリゲス以来となる、メキシコ人としての表彰台登壇者となった。なおチームメイトの小林可夢偉は、予選でつまずき17位、決勝でも苦戦し後方を周回、結局マシントラブルでリタイアした。(Photo=Sauber)
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2戦連続となるフロントロー独占となったマクラーレン。前回予選2位のジェンソン・バトンに勝利をさらわれたポールシッターのハミルトン(写真前)は、スタートでトップを守り序盤を走行したが、中断後にアロンソ、ペレスにかわされるとトップ2台に追いつけず、2戦連続3位フィニッシュ。バトン(写真後ろ)は、温まらないタイヤに苦戦している間にHRTと接触、フロントウイングを壊したことで後退し14位完走無得点に終わった。(Photo=McLaren)
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今回も上位争いに加われなかったレッドブル勢。マーク・ウェバー(写真前)は、予選4位から4位完走。中断後のインターミディエイトでの走行で思うようにペースがあがらなかったとレース後語った。チャンピオンのセバスチャン・ベッテルは、5番グリッドからスタートし、4位走行中に他車と接触、リアタイヤをパンクさせ後退。11位完走で得点ならず。(Photo=Red Bull Racing)
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予選5位と上々のタイムをたたき出したロータスのキミ・ライコネン。ギアボックス交換によるペナルティーで5グリッド降格となったが、荒れたレースで順位をあげ5位でゴールした。復帰初戦は7位だったことから、チーム、マシン、ドライバーともに今後に期待が持てる流れにいる。(Photo=Lotus)
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カムバックした2010年以降の予選最高位となる3位につけたのが、7度タイトルを獲得したミハエル・シューマッハー。レースではオープニングラップでロメ・グロジャンのロータスと接触しスピン、16位まで後退してしまったことで大きく出遅れた。10位完走で1点獲得。(Photo=Mercedes)
『第2戦マレーシアGP「ジャイアント・キリング」【F1 2012 続報】』の記事ページへ戻る