
フェラーリのフェルナンド・アロンソが母国スペインで優勝。フロントローが勝つという定説を覆し、予選5位から勝利した。今季2勝目は自身通算32勝目、ナイジェル・マンセルを抜き歴代勝利数4位にその名を刻んだことになる。フェリッペ・マッサが3位に入りスクーデリアは「CARAMBA(驚き)」のダブル表彰台。(Photo=Ferrari)
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フェラーリのフェルナンド・アロンソが母国スペインで優勝。フロントローが勝つという定説を覆し、予選5位から勝利した。今季2勝目は自身通算32勝目、ナイジェル・マンセルを抜き歴代勝利数4位にその名を刻んだことになる。フェリッペ・マッサが3位に入りスクーデリアは「CARAMBA(驚き)」のダブル表彰台。(Photo=Ferrari)
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予選5位からスタートで3位に上がったアロンソ(写真)は、レース序盤、セバスチャン・ベッテル、ポールシッターのニコ・ロズベルグらを抜きトップへ。その後4ストップ作戦をきっちりと仕上げ10秒近い差をつけ勝利した。ドライバーズランキングは首位ベッテルの19点後方、3位。(Photo=Ferrari)
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前を行くアロンソに待ったをかけられなかったベッテル(写真手前)とキミ・ライコネン(その後ろ)。ベッテルのレッドブルはレースペースに苦しみ、予選3位から4位でフィニッシュ。一方ロータスのライコネンはタイヤに優しい走りで1回少ない3ストップ作戦に打って出たが、フェラーリのエースにはかなわず2位。(Photo=Red Bull Racing)
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予選Q2でマーク・ウェバーの邪魔をしたとして、6番手タイムだったものの3グリッド降格の9番グリッドに落ちたフェリッペ・マッサ(写真左)。レースではハンディをはね返し好走、3位でチェッカードフラッグを受けるまで挽回した。フェラーリはコンストラクターズランキングでロータスを抜き2位に躍進。(Photo=Ferrari)
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メルセデスにとってはまたも屈辱の週末。2戦連続ポールポジションのロズベルグ(写真)はタイヤを手なずけられずズルズルと後退、3ストップで6位。4ストップの僚友ルイス・ハミルトンも予選2位からスタートで4位に後退、結果12位完走無得点。予選では他を圧倒するがレースではタイヤをいじめてしまう問題が尾を引き、いまだ勝利なし。(Photo=Mercedes)
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近年にない絶不調でシーズンをスタートしたマクラーレンは、マシンのフロントセクションやエキゾーストまわりなどにアップデートパーツを盛り込んだが、そうやすやすと解決できる問題ではなさそうだ。予選ではセルジオ・ペレスがQ3に駒を進め8番グリッド、ジェンソン・バトンは同14位。レースでも速さこそ見られなかったが入賞圏に食い込み、バトンは3ストップで8位、ペレスは4ストップで9位とダブルでポイントを稼いだ。しかしコンストラクターズランキングは6位のままだ。(Photo=McLaren)
『第5戦スペインGP「定説を覆した英雄」【F1 2013 続報】』の記事ページへ戻る