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全長×全幅×全高=2740×1560×1540mmというユニークなボディーサイズが特徴的。車体の後方、荷室の下に搭載する1リッターエンジンで後輪を駆動する。
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2013年5月の改良では、一部の装備を省略することで「クーペmhdプラス」の価格を159万円にダウン。より充実した内容でありながら、それまでのエントリーモデルと同じ価格での販売を実現した。
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横基調のシンプルなデザインのインパネ。試乗車にはディーラーオプションのSDナビゲーションフルセット(ETCやリアカメラとのセットで価格は17万6400円)が装着されていた。
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かつては4ドアハッチバックの「フォーフォー」やコンパクトスポーツの「ロードスター」なども販売していたが、2013年8月現在のスマートのラインナップは、2人乗りマイクロカーの「フォーツー」のみ。
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「フォーツー」に設定されるボディーカラーは全7色だが、今回試乗した「クーペmhdプラス」で選べるのはラリーレッドとクリスタルホワイトの2色のみ。
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「クーペmhdプラス」に設定されるのは、ブラック&グレーのファブリックシートのみ。これに対し、上級グレードの「クーペmhdパッション」にはファブリック3色、レザー2色の、全5種類のシートが用意される。
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ラゲッジルームは上下分割開閉式で、ガラス部のみの開閉も可能。下側に開くテールゲートの内側にも、収納スペースが備わっている。
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現行型「フォーツー」のバリエーションは豊富で、今回試乗した自然吸気エンジン車に加え、最高出力84ps、最大トルク12.2kgmのターボ車や、リチウムイオンバッテリーで駆動するEVもラインナップされる。
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「mhd」とはスマートのアイドリングストップ機構のこと。日本では2008年の末に導入が開始された。
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「クーペmhdプラス」は2013年5月の改良により、ホイールをアルミからより廉価なスチールホイール+フルホイールキャップに変更。今回の試乗車は、コンチネンタルの低燃費タイヤ「コンチエココンタクト3」を装着していた。
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2mを切る短いホイールベースやRRの駆動方式から想像するより、高速での直進安定性はずっと高い。
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カタログ燃費は22.0km/リッター(JC08モード)。今回の試乗では、都内での試乗の後、中央道で河口湖へ。その後、山中湖を経由して御殿場から東名高速で戻るというルートを選択。満タン法による燃費は約18.0km/リッターとなった。
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トランスミッションはシングルクラッチの5段ロボタイズドMT。シフトショックは相変わらずだが、シフトアップ時には変速のタイミングを見計らってアクセルを抜くと、スムーズに走らせることができる。
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メーターは速度計のみ。「クーペ ターボ」「カブリオ ターボ」では、インパネの上にタコメーターと時計が装備される。
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「スマート・フォーツークーペmhdプラス」
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『スマート・フォーツークーペmhdプラス(RR/5AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る