
大観衆の前で優勝トロフィーを高々と掲げるレッドブルのセバスチャン・ベッテル。ただしここはイタリア、多くは2位でゴールしたフェラーリのフェルナンド・アロンソをたたえ、ウィナーには容赦ないブーイングを浴びせた。(Photo=Red Bull Racing)
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大観衆の前で優勝トロフィーを高々と掲げるレッドブルのセバスチャン・ベッテル。ただしここはイタリア、多くは2位でゴールしたフェラーリのフェルナンド・アロンソをたたえ、ウィナーには容赦ないブーイングを浴びせた。(Photo=Red Bull Racing)
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スタート直後、1コーナーのシケインでタイヤスモークをあげるベッテル(先頭)。レース序盤はこの時できたフラットスポットが心配の種となった。(Photo=Red Bull Racing)
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ベッテルにとっては5年前に初優勝を飾った思い出の地でもあるモンツァ。2011年と合わせて自身3回目となるイタリアGPでのポール・トゥ・ウィンで、ポイントリードは53点にまで拡大した。(Photo=Red Bull Racing)
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必勝を期して望んだ地元でのレース、フェラーリは予選からつまずいた。昨年同様、アロンソとフェリッペ・マッサの2台がスリップストリームで引っ張り合いタイムを縮める策に出たが、車間距離の調整がうまくいかずマッサ4位、アロンソ5位。レースではアロンソ(写真前)が2位まで追い上げたがベッテルには力及ばず、マッサ(同後方)は好スタートで2位にジャンプアップ、最終的には4位でチェッカードフラッグを受けた。次のシンガポールで勝てなかったら今季のタイトルは望み薄との声も聞こえてきている。(Photo=Ferrari)
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今季限りでF1を去るマーク・ウェバーは、最後のイタリアGPで2番グリッドを獲得。レースではスタートで3位に落ち、3周目にはアロンソにも抜かれ4位となるが、唯一のピットストップのタイミングでマッサをアンダーカットすることに成功し3位。終盤2位アロンソを苦しめたが、ギアボックスの不調でショートシフトを余儀なくされそのままチェッカードフラッグを受けた。(Photo=Red Bull Racing)
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ルイス・ハミルトンにとっては最悪な週末。予選ではマシンのフロアを壊したことも影響し、2010年マレーシアGP以来となるQ3進出ならずの12番グリッド。レースではスローパンクチャー、無線トラブルに襲われ、それでも猛烈な追い上げで何とか9位入賞を果たした。ポイントリーダー、ベッテルとの差は81点。タイトル獲得には非常に厳しい状況となった。(Photo=Mercedes)
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9月2日にチーム創立50周年を迎えたマクラーレンは、モーターホームも特別仕様に。イタリアGPでは復調著しい「MP4-28」で2台ともQ3進出を果たし、セルジオ・ペレス8位、ジェンソン・バトン9位。レースではバトンが10位入賞、ペレスは12位完走となり、バースデイプレゼントは1点(だけ)だった。(Photo=McLaren)
『第12戦イタリアGP「孤高の53点リード」【F1 2013 続報】』の記事ページへ戻る