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現行型「グランドチェロキー」のマイナーチェンジモデルは、2013年11月に日本で販売が開始された。外観では新デザインの前後ランプや大型のリアスポイラー、新デザインのテールゲートなどが特徴。
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インテリアでは、タッチスクリーン式の操作インターフェイスの採用にともなってセンターコンソールまわりのデザインを変更したほか、新たにデジタルメーターを採用した。
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シート表皮は「ラレード」ではファブリック、その他のグレードではレザーを採用。なお、同じレザーシートでも「リミテッド」と「サミット」では素材が異なる。
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今回のマイナーチェンジではメーターも一新。中央部は7インチディスプレイとなっており、速度計の内側には4WDシステムやクルーズコントロールの作動状況、燃費など、さまざまな情報を表示できる。
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オーディオやハンズフリー通話などの機能を操作する「UCONNECT」のタッチスクリーン。8.4インチという大画面が特徴だが、今のところカーナビゲーション機能は備わっていない。
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「ラレード」には、走行状況に応じて車高を調整できるエアサスペンションは装備されていないが、それでも地上高は230mmを確保。タイヤのスリップを検知して、駆動力を自動配分する4WDシステム「クォドラトラックII」とも相まって、高い走破性を実現している。
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エンジンに関しては、従来モデルから大きな変更はなし。最高出力286psの3.6リッターV6と、352psの5.7リッターV8、468psの6.4リッターV8の3種類がラインナップされる。
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ZF製8段ATのシフトセレクター。その後方に備えられているのは、路面状況に応じて5つの走行モードを選択できる「セレクテレインシステム」の操作ダイヤル。
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「エコモード」とは、トランスミッションのシフトタイミングを変更することで燃費効率を高めるシステム。エアサスペンション装着車では、空気抵抗を軽減するため、高速走行時に自動で車高を下げる機能も備えられている。
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「グランドチェロキー」のサスペンションには、現行モデルから四輪独立懸架式を採用(従来モデルはリアが固定車軸式だった)。オンロードでの運動性能と乗り心地を改善した。
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「ラレード」のタイヤサイズは265/60R18。テスト車にはオールシーズンタイヤの「クムホ・ソルウスKL21」が装着されていた。
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ステアリングホイールや左のヘッドランプの内部には、ジープの歴史を表す「SINCE 1941」の文字があしらわれていた。
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1027リッター(SAE方式)という広さのラゲッジルームにはグローサリーフックや脱着式の収納ボックスなどを装備。収納ポケットに備えられた充電式フラッシュライトは、取り外して懐中電灯としても使うことができる。(写真をクリックすると、シートの倒れる様子が見られます)
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ジープ・グランドチェロキー ラレード
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